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荒川 人の手でつくられた川の物語

長谷川敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845117703
ISBN 10 : 4845117703
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

水害とたたかい、川の流れを変え、江戸と東京の発展をささえてきた、荒川の過去・現在・未来を旅しよう!

目次 : 第1章 時代とともに、変化した川・荒川(大きく変化していった荒川の流れ/ 生活を豊かにするために川の流れを変えた ほか)/ 第2章 荒川があったから、江戸も農村も発展した!?(日本一広い平野・関東平野の中を流れる/ 下流になってから東京都に入る ほか)/ 第3章 東京を水害から守る!―荒川放水路の建設(隅田川ぞいにどんどん工場が建てられる/ 大水害をきっかけに荒川放水路の建設が決定 ほか)/ 第4章 今の時代の荒川と、わたしたち(カスリーン台風のとき、もし放水路がなかったら!?/ ダム・調節池・放水路でまちを水害から守る! ほか)/ 第5章 荒川と世界の未来のためにできること(隅田川がきたなくなりすぎて、花火大会が中止になる/ わたしたちの生活に、川をふたたび身近な存在にするために ほか)

【著者紹介】
長谷川敦 : 1967年広島県生まれ。大学生のときに出版関係の会社でアルバイトを開始し、そのまま就職。26歳のときに「世の中で起きているいろんな問題の原因や解決策を、自分で調べ、考え、書く仕事がしたい」と思い、会社をやめてフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しいたけ

    埼玉育ちなので飛びついた。荒川沿いでのロードレース。弟の河川敷でのサッカー大会の応援。荒川は本当に身近な川、いや、海なし県としては海と言ってもいいのではないかという存在だった。実際仕事で関わった埼玉出身女子高生が「ずっと荒川のこと海だと思ってた」と言っていたっけ。東京の夫の実家のそばにも荒川が流れていて、海との境となるその川は大きくて、埼玉が負けたようでショックだった。だがこの本によると、流域でいうと埼玉県の面積の約3分の2が荒川流域となるとのこと。なあんだ。夫が育った区なんて埼玉の僕みたいなものか。

  • chimako

    【第69回読書感想文コンクール課題図書】この地区にも同じ名前の川があるが、この本の荒川は東京の川。源流は甲武信ヶ岳、埼玉から東京湾に流れ込むが、東京の川のイメージが強い。愛着も思い入れも土地勘もない川について書かれた本を読むのは楽しいのだろうか。余程、利水や治水に興味があり環境汚染や地球温暖化を考えたいと思っている生徒が読めば「なるほど」「そうだったのか」があるだろう。自分が住む地域の川と比較しながら書く感想文は「感想文」と言うより「レポート」に近くなるだろうなぁ。なぜこの本が課題図書に選ばれたのか疑問。

  • Aya Murakami

    課題図書2023。 東京住経験のある母「荒川って人が作った川だったん?」 作ったというより流れを変えたり治水利水事業を行った川みたいです。水運や農業が栄え、その流れで近代国家としての工業化の礎となった反面、昔(江戸時代)は治水のために特定の地域を水浸しにして犠牲にするしかなかった歴史も…。後は水質汚濁などの公害の歴史も説明していました。多摩川がタマゾンとよばれ外来種の楽園になっているので荒川はどうかな?とネットで調べてみたらこちらもビンゴでした。

  • へくとぱすかる

    巨大な人口河川を作って水害を防ごうとしたのが、現在の河口までの22キロ。それまでは隅田川が荒川の本流だったそうだ。滝廉太郎が「花」を作曲した当時、正式名称は荒川だったかもしれない。江戸幕府の始まりから時代的に重なる、水運と防災の歴史が、今の東京・関東平野を作った。かつてタモリさんのTV番組で、実際に船でたどっていたのを思い出した。最近は大雨と水害が増えているので、治水がどんどん身近な問題になってきている。関東地方に住んでいなくても、防災が大切なのは変わらない。本書を参考に自分の地元のことも考えてみたい。

  • けんとまん1007

    一つの河川の歴史を通して、自然とのあり方や、先人の知恵・努力がわかる。自分が暮らす地域のことを考えても、ここ数年、河川の重要さを考えざるをえない。防災という側面が、やはり大きい。そして、人が住む場所、水田や畑などの場所。水の恵みと、怖さの両面がある。

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