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ようこそ! 富士山測候所へ 日本で一番高いところにある研究所

長谷川敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845118403
ISBN 10 : 4845118408
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 富士山測候所の歩みと、測候所に関わってきた人たち(富士山のてっぺんで気象観測が始まった/ 富士山を台風から日本を守る「砦」にする/ 富士山測候所職員の大切だけど、大変な仕事と生活/ 富士山観測所を守れ!立ち上がった科学者たち)/ 2 富士山測候所は日本一高いところにある研究所(人間のおこないが地球にどんな影響を与えているかを知るために、富士山頂で二酸化炭素を計測(野村渉平先生)/ 国境をこえて飛んでくるオゾンを富士山頂でキャッチ(加藤俊吾先生)/ 富士山の空でマイクロプラスチックを発見!(大河内博先生)/ 微生物が雲をつくっている!?富士山頂で氷晶核を測る(村田浩太郎先生)/ 「富士山に登ると人の体はどうなる!?」を科学する(山本正嘉先生)/ 富士山測候所は世界で最先端の雷研究ができる場所(安本勝先生))

【著者紹介】
長谷川敦 : 1967年広島県生まれ。大学生のときに出版関係の会社でアルバイトを開始し、そのまま就職。26歳のときに「世の中で起きているいろんな問題の原因や解決策を、自分で調べ、考え、書く仕事がしたい」と思い、会社をやめてフリーライター(一つの会社に属さずに、いろいろな会社と契約を結んで、個人で書く仕事をやっている人のこと)になる。今は、歴史やビジネス、教育などの分野の仕事が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    分類451。富士山観測所を作った先人たちの苦労話と、気象観測所として役割を終えた後の観測所の存続を望んだ科学者たちの苦労話ノンフィクション▽観測所とは、その地点の気温や気圧、湿度、風向や風速、降水量などのデータを観測する気象庁の施設。以前は日本各地に100箇所以上の観測所があった。2004年に職員が退去し機械による自動観測に移行した。完全閉鎖の危機に科学者たちが立ち上がり、NPO法人富士山が発足し現在に至る。後半は、現在の富士山観測所で行われている研究の実践報告を紹介▽富士山は特別な山です。2023年刊

  • 宇宙猫

    ★★★ 1部は富士山に測候所を作るまでや建設の苦労話。ヘリでドームの骨組みを運ぶのが凄いけど、レーダーの効果はかなり持っている。2部は測候所が閉鎖された後、様々な研究に使われている話。世界有数の観測地なのに、政府が使わせるのを渋ったり、家賃を取ってるのに研究者に修理までさせているのは残念。もっと支援して活用すればいいのに。

  • スプリント

    以前にNHKのドキュメントで富士山測候所をみたが信じられないほどの強風だった。酸素が薄く飲料や食材は運び込まなければならない過酷な環境で気象データをとるために測候所の建設に尽力した人々の話と、先人たちの遺産を引き継ぎ貴重な研究を続ける話。

  • ヘビメタおやじ

    本当に日本の気象予報に貢献してきたことが、よくわかりました。特に、野中至・千代子夫妻には驚きました。千代子さん、子供を預けて登ってきます。公務員でもないのに、私費で越冬観測をしようなんて、なんという志なんでしょう。後半は、今は、ここでしかできない研究が行われていることが紹介されています。しかし、公的な補助金なしという事実に、学問にお金を使わない寂しい国だと改めて思いいたり、悲しくなりました。貴重な実験がいつまでも続けられることを願います。

  • 海星梨

    気象学はあんまり興味ないんだけど、富士山観測所の歴史、いろんな分野の研究紹介と続いてるから楽しんで読めた。明治に個人で富士山観測をしようとした夫を助けようと子どもを実家に預けてくる妻とか野中夫妻尊すぎんか……? マイクロチップが空気中にも飛んでる(大河内博)とか、微生物シュードモナスが氷晶核になる(村田浩太郎)とか、日本語論文なら読みたい。子どもに向けた、大変わかりやすく読みやすい文章で、読書感想文課題図書みたいだなーと思ったら、書いてる長谷川さんが『人がつくった川・荒川』の方だった、など。旬報社、覚えた

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