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さばうりどん

長谷川摂子文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001163681
ISBN 10 : 4001163683
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

売り物のさばを、やまんばに1本残らず食われてしまったさばうりどん。その仕返しとは…。子どもたちが喜ぶ日本の昔話を選りすぐり、語りの味わいを生かした文と、個性豊かな絵で届けるシリーズ。

【著者紹介】
長谷川摂子 : 1944年、島根県生まれ。地域で子どもと本に関わる活動を続けながら、創作にとりくむ。短編集『人形の旅立ち』で坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞、赤い鳥文学賞を受賞

伊藤秀男 : 1950年、愛知県生まれ。絵本作家として活躍。主な作品に『海の夏』(ほるぷ出版、小学館絵画賞受賞)、『けんかのきもち』(ポプラ社、日本絵本賞大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナクマ

    鬼は外。山姥ばなし。「おっかない やまんば」に鯖を喰われて難を逃れた行商人が天井裏から反撃。婆の焼き餅を粗朶の長串で失敬し、甘酒を蘆の棒で飲み干す。商品の対価を回収するまではヨシだがそのあとがえげつない。唐櫃に閉じこめて煮え湯を注ぎこむ行商人。さらに婆(白いキノコ)の蓄えた小判を「さばを いれてきた かごに シャンガ シャンガ」積んで帰宅する。婆がそんなに悪いのか…と奥付けをみると『めっきらもっきら』の長谷川摂子が笠原政雄『雪の夜に語りつぐ』を再話した作品。何故だか「おっかない」が前提なんだ。04年刊。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    てのひらむかしばなし 伊藤秀男/絵 峠を越えて隣村にサバを売りに行く途中、大雪で道に迷いついた所はやまんばの家。新潟の昔話。小さい絵本だけれど遠目がききそう。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《書店》ラストが、以外でしたね。鯖、あんなに豪快に食べるなんて、流石、山姥さんです。

  • 魚京童!

    いいのかこれ?やまんばにサバ食べられたからって財産奪って、殺すとか…。難しい問題だ。

  • NakaTaka

    栄養教諭とのコラボで、10月の献立に「本からとびだすおいしいごちそう」が1週間ある。サバの献立に「さばうりどん」をセッティング。サバ売りとやまんば。くすっと笑える話、イイネと思っていたが、読みなおしたら、ラストはちょっとぞくっとした。

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