Books

世界の未来は日本次第 「btob」、そして「btog」へ

長谷川慶太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569823409
ISBN 10 : 4569823408
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界は大きな変革期を迎えている。2014年に発生したクリミア問題、いわゆるイスラム国(自称)問題、ギリシャ問題で再び表面化した欧州の対立、原油価格下落をめぐる鬩ぎ合い、中韓の断末魔……。「ワンワールド化」するかと思えた世界は、再び対立と調和の世界へと変化を始めたのではないか。
また現在、リーマン・ショック後の混乱により、世界は「金融主導型社会」から「実体経済主導型社会」へと変化しようとしている。この「実体経済」を支えるうえで肝になるのが、モノをつくる技術、人材、文化だろう。その点、日本は世界を主導できる立場にある。実際、本書において両著者は、多様な知見と分析により「グローバル経済は日本なしでは動かない」と断言する。
本書は、「難しいだけで役に立たない経済学」の本ではない。超円高を乗り切った日本と日本企業が進むべき道、これからの世界と日本の見方、各問題に対する解決法など、「生きた知恵」が満載。

著者
(長谷川慶太郎)国際エコノミスト、(渡邉哲也)経済評論家

【著者紹介】
長谷川慶太郎 : 国際エコノミスト。1927年、京都府生まれ。大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、1963年から評論活動を始める。以後、その優れた先見力と分析力で、つねに第一線ジャーナリストの地位を保つ。1983年、『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で第3回石橋湛山賞受賞

渡邉哲也 : 作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチ分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • T坊主

    長谷川慶太郎、渡邊哲也両氏は私がウオッチしている人たちの方達です。確かにある部分では日本は世界に誇る産業、業界、技術が沢山あり今後もそれらを維持、発展させていけば日本はある意味安泰でしょう。その為には、特に中小零細企業での後継者の育成と助成、更に教育制度の改革、充実が必要ではないか。生活保護でも高年者は別にして、若中年者には生活保護費の代わりに伝統技術、専門技術につかせて支給するような模索が必要ではないか。準公務員にして最低生活費を支給してもよいのではないか。但しそこにはきちんとやる人を対象とすべきですが

  • BluePlanet

    ★4.1 2015年3月10日発行。全編が長谷川氏と渡邉氏の対談本で、とても読み易い。それにしても長谷川慶太郎氏は1927年生まれで、今年88歳。すごいですね。構成は1章がアベノミクス、2章韓国経済、3章中国経済、4章2015年の世界経済と日本経済、5章が日本なしでは動かないグローバル経済とそれぞれ非常に判りやすく、様々な例を持ち出し解説。デミング博士は生前NYUで講義を受け、教科書にサインを貰ったが、アメリカ人にはあまり知られてなかったんですね。日本のオンリーワン企業には、これからも期待したいですね。

  • jj

    約1年前に著された内容であり、現在においての検証が可能でとても参考となりました。インフラ整備の必要性から重厚長大産業への回帰も納得できます。中長期計画の必要な国内インフラ整備、例えばリニア計画、整備新幹線、高速道路整備など将来のインフラ整備への財政出動をすべきという声もありますよね。特にモノづくり日本の価値/実力の再認識ができとても楽しめました。

  • Lila Eule

    本書でも実態例の説得力に感服です。重工業の日本の力は日本のメディアではわかりませんが、著者の長年の観察に驚くばかりです。韓国、中国の実相も生産現場で起きている事例で端的に推察ができ、そうなった価値観、国民性を正しく理解できた気がします。二国の破滅的未来予測は必然のようです。英国の国際力、金融力の源泉もよくわかりました。日本を安売りせず、知恵とシステムを高く売るのが懸案で、できない話ではないようです。日本は否応なく特異な分野で先端を走り続けなければ生き残れない宿命のようです。

  • 霧島 那司

    寸評「木も見て森を見るということ」 木を見て森を見ず、とは良く言うが、森を見て木を見ず、というパターンもある。 学者肌の方々は言うまでもなく、いわゆる「筋読み」系の法律畑の方もよくやる。 端的には「ディティール微かで筋論ズバっ」とやるわけである(容易ではないが)。 而るを、これは筋読み前提が違うと話が伝わらないのである(参考文献を読めで終わったり)。 翻って、本書は、筋読みもしつつディティールも押さえる、森も木も見て話をする形になっているため、読みやすく解りやすい。 読み筋についは結果をご覧じろ、とする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items