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進化と人間行動 第2版

長谷川寿一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130622301
ISBN 10 : 4130622307
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

DNAから利他行動、文化まで―「生物としてのヒト」という視点で心・からだ・行動の適応を読み解くロングセラー。22年ぶりの大改訂。新たに共著者を迎え、ゲノム化学・化石人類学を中心とした研究の進展に対応。ヒトの生活史・進化心理学の方法論・文化進化に関しても新章を設け、内容を刷新。

目次 : 1 進化とは何か(人間の本性の探求/ 古典的な進化学/ 現代の分子進化学/ 「種の保存」の誤り)/ 2 生物としてのヒト(霊長類の進化/ 人類の進化/ ヒトの生活史戦略/ 血縁淘汰と家族 ほか)/ 3 心と行動の進化(ヒトの心の進化へのアプローチ/ ヒトにおける文化の重要性)

【著者紹介】
長谷川寿一 : 1952年神奈川県生まれ。1984年東京大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学。文学博士。専門は動物行動学、進化心理学。現在、東京大学名誉教授

長谷川眞理子 : 1952年東京都生まれ。1983年東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程単位取得退学。理学博士。専門は行動生態学、自然人類学。現在、総合研究大学院大学学長

大槻久 : 1979年福島県生まれ。2006年九州大学大学院理学府生物科学専攻博士課程修了。理学博士。専門は数理生物学。現在、総合研究大学院大学先導科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テツ

    人間の歴史なんて地球の歴史の中ではほんのつい最近に始まったものだけれど(そして近いうちに絶えていく)そんな瞬くような時間の中でぼくたちは生き延びて少しでも長く遺伝子を伝え続けるために、肉体も心も行動も環境に適応するように進化してきた。この無言の執念について考えるとその中の一個体がもつ悩み苦しみなんてどうでもいいバグでしかない気がしてくるな。生命は合理的に、生きるためだけに進化していく。社会の中の立ち位置だの他人との差異なんてどうでもいい。種として進化して手に入れた諸々を意識して享受しろ。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。本書は東大教養学部や放送大学での進化論関係のテキストで、初版が2000年、この第2版が2022年である▲旧版では「氏か育ちか」だったのが、「遺伝か環境か」になっていた。もっとも原語は「nature or nurture」で変わらないはず。遺伝の優性劣性も顕性潜性と変更済み。まぁ、進化論の鬼子である社会ダーウィニズムみたいなものを削ぎたいという想いは理解するが、けっきょくそれは「標準社会科学モデル」(20世紀アメリカ科学の経験主義、相対主義のドグマ)になるよな。

  • hannah

    第一版より明らかに読みやすくなってる。初学者向け。こっちを、もっと早く読んでいたかったな〜

  • ゆずこまめ

    進化について丁寧に説明してもらえてよかった。人間も動物で進化の結果今生きているわけなので、進化について知ることはとても有意義だと思う。

  • izumone

    第一版より語り口がマイルド(装丁も)。いわゆる教科書らしさがなくなった。時代か。

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