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シベリヤ物語 長谷川四郎傑作選 ちくま文庫

長谷川四郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439604
ISBN 10 : 4480439609
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シベリヤの捕虜収容所で出会った人や忘れがたい光景、労働の日々を透徹した文体で描く戦争文学の名著。詩・エッセイ・短篇を加えたオリジナル編集版

【著者紹介】
長谷川四郎 : 1909年、北海道函館生まれ。45年8月よりソ連軍の捕虜となりシベリヤ各地の捕虜収容所でさまざまな労働に従事。50年に帰国。52年に『シベリヤ物語』を筑摩書房より刊行。その後も、小説、詩、翻訳、戯曲、エッセイなど幅の広い執筆活動を行った。87年没

堀江敏幸 : 1964年、岐阜県生まれ。作家、仏文学者、早稲田大学文学学術院教授。95年に第一作『郊外へ』(白水社)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けいこ

    捕虜になって重労働をしているはずなのに、感情を排した淡々とした文章のため不思議な印象を受ける。何処か感情が機能しなかったから、冷静にソ連兵の人となりをみれたのか。ソ連の人でも、捕虜という事を気にしないで普通に接してくれた人もいたみたい。シベリヤ抑留者でも捕虜としての扱いが良かったのかな。

  • 真琴

    シベリヤ抑留の作品を読んだのは初めてだと思う。5年にわたり、炭鉱、街路、煉瓦工場などで労働しながら抑留生活を送った著者が描いたシベリヤでの日々。 今この時期に読めて良かった。

  • Decoy

    シベリア抑留を回顧したエッセイだと思って読み始めたが、純然たる短編小説だと感じた。死も描かれてはいるが、苛酷さよりも、人間の性格や行動の不思議さと愚かさ、そこから図らずもにじみ出てしまうユーモアの方が、印象に残る。

  • きょん

    淡々と綴られる捕虜の生活。そこに生きる人々、消えていく命。

  • funa1g

    ノンフィクションのような作品から徐々にフィクションらしさを感じる作品への並びが面白い。あまり馴染みのないシベリヤ捕虜の話というのもあり、面白く読んだ。

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