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認知症でも心は豊かに生きている 認知症になった認知症専門医 長谷川和夫100の言葉

長谷川和夫

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805881903
ISBN 10 : 4805881909
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちは認知症にどう向き合えばよいのか?介護に大切な3つのスキルとは?誰もが生きやすい社会とは?認知症医療の第一人者として、当事者として、私たちの不安に応える。

目次 : 序章 認知症研究の第一人者が認知症になってわかったこと(本物の認知症研究者/ 変わらない自分 ほか)/ 第1章 認知症を恐れるあなたへ(心は生きている/ プライド ほか)/ 第2章 身近な人が認知症になったら(正しい認知症の知識/ 千差万別の認知症 ほか)/ 第3章 認知症介護に必要なパーソン・センタード・ケアとは?(忘れがちな介護側の心理的体制のこと/ 認知症の「ケア」とは? ほか)/ 第4章 認知症700万人の時代を生きる心得(65歳という年齢/ 人生100年時代の認知症 ほか)

【著者紹介】
長谷川和夫 : 認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長。聖マリアンナ医科大学名誉教授。1929年愛知県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。1974年「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発。1991年に改訂。医療だけでなく、パーソン・センタード・ケアの普及、啓発、教育に尽力。「痴呆」から「認知症」への名称変更の立役者。2017年に自らが認知症であることを公表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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認知症の方の心の中が垣間見られます。間も...

投稿日:2021/03/04 (木)

認知症の方の心の中が垣間見られます。間もなく大量認知症時代が来ます。誰もが関わるこの問題のために第一人者が赤裸々に語って下さっています。医療職、介護職にとどまらず全ての人に読んでもらいたい本です。

ken さん | 京都府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    「長谷川式簡易知能評価スケール」の開発者で、「痴呆」から「認知症」への名称変更の立役者。パーソンセンタード・ケア普及に尽力した認知症の権威が、2017年に、<長年認知症を専門に研究してきた私でも認知症になることを、多くの人に知ってもらいたい>と、自らが認知症であることを公表。<認知症が特別な病気ではないことを伝えたいためです。認知症とは暮らしの障害です。暮らしは周囲の人との関わり方によって、いくらでも改善できます。認知症になっても、自分らしい生き方を続けることができる>ことを知ってほしい、と本書を執筆。⇒

  • newman

    タイトルが気になって読んでみました。誰もが認知症になる危険性があるくらいに思っていましたが、65〜69歳ではたった2.9%なのに、80〜84歳では21.8%、85〜89歳では41.4%、90〜94歳では61.0%、95歳以上では79.5%の人が認知症になると知りました。平和で長生き出来る幸福な時代なのに世に不幸の種は尽きないもののようにも思えます。暗く考えていてもしょうがないですしこう考えればいいんですよと著者は書いてくれているのに、認知症とうまくつきあいながら生きていくのは難しそうと感じてしまいました。

  • 真琴

    長谷川式スケールを考案した、長谷川和夫先生が自らも認知症になった。 治療者として、当事者として認知症にどう向き合えばいいのかを綴っている。

  • だいすけ

    認知症の人にやさしい社会とは誰もが生きやすい社会のこと。徘徊のことを歩き回りと言っていたのが印象に残った。

  • e25

    NHKスペシャルの放送を見て、認知症専門医が認知症になってから書かれたというので、どうしても読んでみたくなりました。認知症が進行してもその人らしさは最後まで残るのですね。ホッとしました。そして、最後に娘さんのあたたかいあとがきが素敵でした。

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