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父と子と 新・戻り舟同心 祥伝社文庫

長谷川卓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396343026
ISBN 10 : 4396343027
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

上方の大盗賊夜宮の長兵衛は斬首覚悟で江戸へと潜入した。十六年前、泣く泣く手離した娘に一目会いたくなったのだ。余命僅か、必死に捜す長兵衛。一方、迷宮入り事件を専門に追う二ツ森伝次郎ら戻り舟に、多忙の奉行所から長兵衛捕縛の命が下る。どんな悪も許さぬ伝次郎だが、大盗賊の子への想いを知ると一肌脱ぐ決意をする―。待望の新シリーズ、感涙の幕開け。

【著者紹介】
長谷川卓 : 1949年、小田原市生まれ。早稲田大学大学院演劇専攻修士課程修了。80年、群像新人文学賞を受賞。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やま

    南町奉行所の永尋(ながたずね)掛り二ッ森伝次郎の活躍の物語です。南町奉行の坂部肥後守は、定廻り同心を勤めあげ、倅に代を譲りはしたが、今尚衰えを見せず血気盛んんな者を「永尋掛り」として市中の探索をする職を設けた。永尋掛り同心、二ッ森伝次郎68才は、倅の新治郎が定廻り同心、孫の正次郎は本勤並として南町奉行所に出仕している。永尋とは、迷宮入りの事件です。本勤並とは、11ある同心の役格のうち下から3番目です。

  • baba

    人前では読めない、伝次郎や周りの人のキャラや憎まれ口とそれに対する反応についニヤリとしてしまう。話しは前作の遺恨による刺客と盗賊のお頭の娘探しとシリアスなのに登場人物が活き活きして日々を暮らしている。最後は出来過ぎ感があるものの戻り船同心の世界を堪能しました。

  • ベルるるる

    この新刊を横に置いて、既刊の4冊をまず再読^^万全の体制で読みましたよ♪読めてホントに良かったわ。祥伝社の方に感謝します。

  • 長くつしたのピッピ

    登場人物が多すぎて把握するのに苦労した。伝次郎を含む戻り舟の面々を逆恨みする旗本の家臣を軸に、真夏の本当の父親の素性が明かされていく。名乗りあうことのない悲しい別れだったが、この時代は仕方のないことだったのかもしれない。娘の幸せを願うのはいつの時代も同じだった。シリーズ再開でまたお楽しみが増えてうれしい。

  • コニタン

    伝次郎のしゃべりがテンポ良く、本音がポンポン出るので、小気味良い。リズム感があって楽しい!

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