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嶽神伝鬼哭 下 講談社文庫

長谷川卓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062935784
ISBN 10 : 4062935783
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan

Content Description

武田の山本勘助とともに今川の織田攻めに同行した無坂は、桶狭間の戦いで、義元の死を目の当たりにする。勘助の予想を覆す織田信長の台頭。翌年、甲斐の虎と越後の龍は、雌雄を決すべく、川中島で激突する。山の者・無坂、月草らを巻き込み、里の争いはいつ果てるとも知れず続く…。

【著者紹介】
長谷川卓 : 1949年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻修士課程修了。’80年、「昼と夜」で第23回群像新人文学賞受賞。’81年、「百舌が啼いてから」で芥川賞候補となる。2000年、『血路 南稜七ツ家秘録』で第2回角川春樹小説賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポチ

    どんな状況に置かれても山の民の誇りを守る無坂。いい漢だなぁ。歳をとった無坂や新しい生活を始める太郎と野髪達、まだ子供の多十、どうなっていくのだろう⁈続きが読みたい!

  • はにこ

    シリーズの初めは青年だった無坂も年取ったなぁ。世話になった、いや世話をした武将達も亡くなっていく。次世代に完全にバトンタッチ。真木備、月草もそれぞれの最期を争いに巻き込まれること無く送って欲しい。子供多十が出てきたのが良かった!

  • ベルるるる

    月草と真吉備が、山で襲われていた子供達を助ける。多十、嘉門、与市、助太・・・。後に、多十を罠に嵌め、山から追放してひとり渡りにした男達。この時、嘉門とか死んでたらよかったのに・・・。でも、多十がひとり渡りになってたからこそ、小夜姫の孫を助ける事になるんだものね。巣雲の頭領の弥蔵に預けられた、あの勝三のその後が知りたいな〜。

  • jima

    桶狭間は今川側からだったので結構あっさり。川中島は両者に関わるのでワクワク。最後に余命で終わったのがなんとも。信玄の5年後に謙信。その4年後に信長、その16年後に秀吉、その18年後に家康没か。無坂は?

  • アオヤマ君

    歴史に残る大戦を横に見ながら、虚実入り混じりで緊迫の展開の下巻。物語の面白さって、この虚であろう事柄が実を上回るリアリティなんだと思った。自分のなかでは「無坂」「二ツ」、山の者たちも武田、上杉、北条、松平、織田と同じ実在の人物となる。因縁を紡ぎ合わせての了。楽しめました鬼哭。

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