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キノトリ / カナイ 流され者のラジオ

長谷川まりる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863897618
ISBN 10 : 4863897618
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
sakiyama ,  

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Book Meter Reviews

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  • まる子

    23世紀の日本。かつては島だったキノトリ区は刑務所から出てきた人の、海に立つコンテナの家がある地区。電子通貨に「糸目」、タブレットが「カワラ」と呼ばれる不思議な未来。主人公のキュー、タマちゃん。ミケとサクラ、ショウ。スイとクロ、メリー。公務員の配達員キューが誤配した配達物と関わる人たち。それぞれの話が交わる時、「そういう流れだったのか!」と時間が交差して繋がる。サブタイトルにある「ラジオ」は重要な仕事をしていた!挿絵が今ふう(?)で人物が想像しやすかった。ファンタジーの要素を持つ近未来のSFだと感じた。

  • 一五

    YA寄りだが、舞台が面白い。絶海の孤島は鉄塊のみで出来ている。九竜城鉄塊版みたいな混沌さのキノトリ。そこで生きるキューと蠢く人々。第2弾でたら読みたい。Sakiyamaさんのイラストがキノトリを垣間見せてくれる

  • ねこ

    本のつくり方が面白い。挿画はsakiyamaさんで、本扉前に数ページの漫画がついている。これは編集者さんのセンスかな。登場人物の絵イメージと異なったけれど、子どもたちを引き込む力はあると思う。この作品の魅力はやはり世界観。錆びた鉄骨に腰をおろし、足をぶらぶらさせ海風に吹かれる感覚が心地よい。群像劇のそれぞれの物語にはやや無理が。

  • 梨紗

    表紙に目がいって何となく手に取りましたが、おもしろかった!海上にあるコンテナを積み上げた町?っていうのも、イラストがあるから想像しやすかった。誤配達から広がっていく人との繋がりがなんかいいなぁ、いやキューは大変でしたでしょうが(自業自得とはいえ)。続編があればとても楽しみな終わり方でしたね。

  • まい

    大海原にポツンと存在する、コンテナを積み上げて出来た街『キノトリ区』でのお話。 配達人のキューが、配達先を間違えてしまうところから始まり、複数人の視点で話は進んでいく。 コンテナは上に上に積み上げられ、上の人間は最下層の人間を見下していて、まさに上下関係がピラミッド。 世界観はディストピア感強めだけど、イラストと語り口でどこかおとぎ話のように楽しく読めました。 世界設定細かく考えるといろいろツッコミどころはあるんだけど、それを差し引いても凄く好み! 続きの期待できそうな終わり方も良き!凄くおススメ!!

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