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木が泣いている 日本の森でおこっていること 岩波ジュニアスタートブックス

長濱和代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000272513
ISBN 10 : 4000272519
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

世界有数の森林国、日本。森は、今荒廃が目立ち、木も森も泣いているように見えます。どうすれば、豊かな森を取りもどせるのでしょう。多様な視点から木と人とのよりよい未来を考えます。

目次 : プロローグ 森へ行こう!/ 1 豊かに利用されてきた日本の森(日本は世界有数の森林国/ 日本の森はどのように利用されてきたの?/ 縄文時代・弥生時代/ 飛鳥時代から戦国時代まで/ 江戸時代/ 明治時代/ 戦争の時代/ 全国で植林が始まった/ 造林と国土の保全/ 安価な木材の輸入が始まった/ 平成・令和の時代/ 森とのかかわりは時代とともに変化)/ 2 森と人の暮らしのかかわり(森が持つ多面的機能/ 水をためる力・はぐくむ力/ 風を防ぐ力/ 災害を防ぐ力も持っている森/ 温暖化を抑止する力がSDGsを実現/ 大きな役割・小さな役割/ 森の整備、そして保全/ 森を守る人「フォレスター」の存在/ 緑を守る「緑の雇用」作戦/ 林業女子・林業男子/ 必要なのは有効活用/ 国産木材の利用量を増やすアイディアを出してみよう!/ 利用量を増やすアイディアは他にも!)/ 3 これからの森の使い道(国産木材の使い道/ よみがえらせよう!森利用のサイクル/ 利用するサイクルを創出)/ エピローグ 森とともに生きよう!

【著者紹介】
長濱和代 : 博士(農学)。前・日本経済大学教授。現・林業経済研究所研究員。名古屋市出身。愛知教育大学教育学部卒業。東京都で小学校教員を経て、筑波大学大学院で修士(環境科学)取得。東京大学大学院新領域創成科学研究科で単位取得退学。地球環境の問題を、世界の森林減少と保全から解きたいと考え、インドのヒマラヤ山麓でフィールドワークによりデータを蓄積する。地域では、林業女子会@東京、森林ボランティアグループ「樹人の会」(松戸市)に参加するなど、森林資源の循環を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    図書館本。 国産木材の利用…。BS朝日のSDGs番組で木造高層ビルの話が出てたなぁ。薪ストーブに関しても父の残した材木店の材木を燃料にしたパンが紹介されていたし…。国産木材の輸出は意外なアイデアでした。円安気味ですしイケるアイデアかも?

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    日本は国土の7割が森林である。日本の歴史的背景と共に、現状における森林に関する問題など分かり易く書かれている。国産木材を利用し需要率を高め、木を循環させること、防災の為にも森林の役目について改めて考えさせられた。

  • Mayuko Kamiwada

    日本は世界有数の森林国だ。 ただその森林国である日本に危機が近づいていることを警鐘を鳴らしている著者。 昔のように豊かな森を取り戻すためにはどんな手立てがあるか考えさせられる。 これまで植えられてきた木にはどんな役割があるのか、またその木を利用するためにはどのような動きが必要なのか改めて数字などで表されて、現実を知らされた。 どこから動けばいいのか分からなくても、最後のページにある「次に踏み出す地図」で紹介されている映画や書籍を通して、森に少しでも興味を持ち、知識を得たい。

  • だけど松本

    林業を成り立たせるために木の製品を使っていきましょう っていったって、結局人間の都合ではないでしょうかと思ってしまうんだけど。

  • こば

    林業の現状や今までの歴史などが分かりやすく書かれている。山に行った時に今までと違う視点が持てる。

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