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世界探検史 講談社学術文庫

長澤和俊

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062924382
ISBN 10 : 4062924382
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類の歴史は「探検の歴史」でもあった。太古の人々の移動に始まり、アレクサンドロスの東征、張騫の西域探検、ヨーロッパによる「地理的発見」、近代の植民地獲得競争。そして二十世紀には、南北の極地やアフリカ奥地までが踏破され、人類は深海や宇宙へと進出していく。有名・無名を問わず、古今東西の探検家の足跡を網羅し、発見と革新の歴史をたどる。

目次 : 序章 世界の探検/ 第1章 古代人の探検/ 第2章 中世の探検家たち/ 第3章 地理的探検時代/ 第4章 アメリカの探検/ 第5章 太平洋の探検/ 第6章 アジアの探検/ 第7章 アフリカの探検/ 第8章 極地の探検/ むすび 探検時代の終末とこれからの探検

【著者紹介】
長沢和俊 : 1928年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、早稲田大学名誉教授。専攻は東西交渉史、中央アジア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    古今東西、世界の探検史について網羅的に。マルコ・ポーロ、イブン・バトゥータを除けば古代・中世は軽く、概ね大航海時代以降について詳しい。寡聞にして著者長澤先生は存じ上げなかったが、早大で東洋史の教授を務めシルクロードの調査とかが専門。新装単行本が96年刊だが著者あとがきが69年なので原本はずーと古そう。そのせいか”土人”とか”土民”とか、現在ではちょっとという単語も頻出。まあ”探検”の雰囲気は盛り上がるが…。ロシアのシベリア・アラスカ方面への進出(侵略!)や英国の豪州内陸調査等あまり知られていない話も多い。

  • Akito Yoshiue

    個々のエピソードが簡潔にまとめられている。興味のあるものについてはさらに掘り下げていく必要があるだろうが、全体としては満足できる内容だった。

  • 積読0415

    読了して、「探検」というものの一定のパターンが見えてくる。現代の倫理観を棚上げし、今ホットな火星探検なんかでこれを考えてみる。火星のどこそこに地球のウン万倍の鉱物資源がある、みたいなホラ話を作る。大国のスポンサーを見つける。歴史に名を残したい名誉欲の強いリーダーに声をかける。その下で働くのは軍隊上がりの犯罪者、少なくとも「地球に居るよりマシだ」と考えてくれる連中ならば素晴らしい。・・・大部荒唐無稽な話になったが、人類の活動範囲を広げる「探検精神」のリアルというものに触れることが出来た。

  • 穀雨

    有史以来、世界各地で行われてきた探検の内容が400ページほどの紙幅にほぼ網羅されている。しかし、そのぶん個々の記述は百科事典のような簡潔なものになりがちで、それが延々と続くので、やや味気ない印象を覚えた。探検の経路図がもっと充実していればと思う。原著は1969年刊ということだが、チンブクツやジェスイット僧といった表現が時代を感じさせた。

  • 影実

    探検という観点から世界史を見通した一冊。有名無名含めた様々な人物の探検について網羅しているため、全体のまとまりは薄い。最後に年表をつけているのは良いが、1969年の作品を底本としているので正直読みづらい。期待していたのとはちょっと違った。世界探検史を古代、中世(5〜15世紀)、15〜16世紀末、19世紀〜20世紀初頭、20世紀の6期に分類。

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