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深層水「湧昇」、海を耕す!

長沼毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087203639
ISBN 10 : 4087203638
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan

Content Description

増え続ける人類を養うために「海の牧場」を作ろう。ミネラルたっぷりの深層水が表層まで上がり、生態系を豊かにする「湧昇」。この現象を有効利用することで、持続可能な海洋の食糧生産のあり方を提言。

【著者紹介】
長沼毅 : 1961年生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒業、同大学院博士課程修了、理学博士。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)研究員、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員を経て、94年より広島大学生物生産学部助教授、2002年より同大学院生物圏科学研究科助教授。専門は生物海洋学・微生物生態学。95年に「深海熱水噴出域における微生物の生理生態学的研究」で日本海洋学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • トムトム

    クジラが1日に5トンのオキアミを食べても、オキアミは絶滅しない。それは海底から湧き上がる栄養たっぷりのお水、湧昇のおかげ。ところどころ「ん?」と思う理屈はあれど、知識の部分は興味深かった。

  • mintia

    分かりやすくて非常に為になる本でした。マグロはもっと食べたいなー。

  • Hitoshi Takeda

    【BS日テレ久米書店紹介本】 海洋資源、マグロなどの魚類の繁殖を支える一翼の「湧昇流」。深海層のミネラル豊富な水が、表層に上がることを「湧昇」と呼ぶそうだが、これに陸地から流れ出る鉄分と相まってはじめて植物プランクトンが繁殖できるなど、海の生態系の入門、教科書的な内容で、知らないことばかり。 個人的に魚介類が好物なこともあり、とても興味深かった。 九州の諫早湾の、干拓事業のためにゲートで仕切られたが、本書の説明(深層ミネラル+陸地鉄分)からすれば海洋生物が激減することが想像に難くない。

  • こひた

    肥料(窒素、リンなど)は明るいところに残ってない 海域の1%(米西海岸、赤道、南極の湧昇流地域)で植物プランクトン生成 人工的に深層水を押し上げる クラーゲン活用 百億人時代に向けた清貧生活への言及 海を畑に見立てたシステム理解がすんなり整理された。マグロ記念日に集中させるのは効率悪いような。

  • こてお

    海洋学の基礎を説明しつつ、今後の人類を支える食料生産の鍵は海だというお話をする本。懐かしかったけどわざわざ読むものではなかった。そして海洋学の基礎を勉強したいならこの本よりもこの先生が訳している生物海洋学入門を読む方が網羅的だしおもしろいだろうなと思った。おもしろく読める層がどの辺にあるのかよくわからなかった。つまらないわけじゃないけど新書だから説明省いてるとこ多いので。

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