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死なないやつら ブルーバックス

長沼毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578448
ISBN 10 : 4062578441
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

生命と非生命の違いは何か? 「生命」という現象を極限まで解体し、さらに「極限生物」の驚異の生態を見ながら考える永遠のテーマ。

【著者紹介】
長沼毅 : 広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。1961年4月12日、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。1984年、筑波大学第二学群生物学類卒業。1989年、筑波大学大学院博士課程生物科学研究科修了。海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)研究員、理化学研究所嘱託研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員を経て1994年より現職。専門は深海・地底・南極・北極・砂漠など極限環境の生物学、生物海洋学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    題名からして細菌や地衣類の話と思いましたが、一般的な生物についての話が多くありました。クマムシがこんなに頑丈な生物とは思ってもいませんでした。話題性のある話など興味を持たせる感じです。石油の中で幼虫時代を過ごす虫などまだまだ知らないことがたくさんあります。少しまとまりがあまり感じられませんでしたが楽しめました。

  • やいっち

    「超高温、超高塩分、強度の放射線、強度の重力……過酷な環境をものともしない「極限生物」たちの驚異的なたくましさは、過剰としかいいようがありません。ヒトの致死量の1000倍以上の放射線に耐えるやつ、地球上に存在しない強烈な重力に耐えるやつ…思わず「その能力、いらんやろ?」とツッコみたくなります。」

  • 夜長月🌙新潮部

    第一章の『「生命とは何か」とは何か』というメタ思想がおもしろかったです。「生命とは何か」という問いは広すぎて宗教観にまでつながってしまいます。科学的に、生物学的にアプローチするも正解にはたどり着きません。一つの答えは有名なシュレディンガーの負のエントロピー論です。これなど真っ正面から取り組まないからこそ出せた解答でしょう。

  • カザリ

    面白かったです。というか、生物学の分野についてあまりにも知識がないので、こう元から思っている思い込みによって紹介されている事例をなぞってしまう自分に反省した。もっとニュートラルにならないと。生物学に特化してしばらくこのあたりの文献を読みたいと思います。長沼さんの文章、う〜んちょっとまとまりがなくてよみずらかったです。1文としては読みやすいけれど、センテンスとして読むとよみづらかったかな。。

  • きいち

    おもしろかったあ。◇まるっきり門外漢なので、ミトコンドリアも葉緑体もええ!?そうなの?などと驚くことしきり。極限生物の生き様から、生命とは?進化とは?そして生命を問うということとは?と問いを積み重ねていく。列挙本だと思ったら(それも面白そうだが)…いや、現場経験あって深くも考えていて、この先生の授業は面白いだろうなあ。◇あらためて、事実を知ること、多面的に見ること、想像すること、つまり知というものの大切さを知る。ついやっちゃいそうになっても、中途半端なたとえ話はダメだぞ、と。知を尊重せよ。◇いや、マジで。

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