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禁忌装置 角川ホラー文庫

長江俊和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041076613
ISBN 10 : 4041076617
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

受け取った人が次々と謎の自殺を遂げるというメールが高校2年生の津田楓のもとに届いた。直後に親友・希美が投身自殺を図る。血を流して倒れる希美の手には、件のメールが表示された携帯が握られていた。一連の自殺に興味を持ったテレビディレクターの岡崎零子は、ニュース番組の特集企画として取材を始める。やがて、メールの数列は暗号であることがわかってきて―。大人気、「禁止」シリーズ著者の小説家デビュー作!

【著者紹介】
長江俊和 : 1966年、大阪生まれ。映像作家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    受け取った人間が次々に死んでいくメール。もうこれだけで一昔前のJホラーのお約束にピッタリで、読んでいて嬉しくなってしまう。読み進めているうちに連想させられるのは黒沢清の『回路』や高橋洋の『恐怖』。こういう死というものに対してのアプローチや独特の感覚って、やはりJホラー独特の香りがするなあ。「その後」に関しては救いのある本書より『回路』の方がより一層地獄だけれども。女性プロデューサーが事件を追うスタイルとか禁止シリーズの萌芽があるけど、徹頭徹尾モキュメンタリーに徹した禁止シリーズの方がやはり面白いなあ。

  • 坂城 弥生

    死者との交信。それは確かに禁忌だなぁ。

  • momi

    「ゴーストシステム」改題!!「この本がなければ禁止シリーズは生まれなかった」とのことです!これは私にとってかなり残酷で怖かった…。どの禁止シリーズの他作品よりも恐怖があった…が、ラストにかけて失速!!う〜ん。尻切れとんぼのような終わり方で結局のところよく分からない話になってました…。

  • Mie Tange

    ちょっと忙しくても続きが気になり ついつい本を開いちゃうくらいには面白かった。 最後はえーって所で終わるけど… あと多目線で進むなら、 もう少し捻りがほしいかな(´・ω・)

  • たぬ

    ☆3 初の長編小説を加筆修正・改題したもの。設定が突飛すぎると恐怖感は芽生えてこないんだなあ…。楓や松野の退場はえっもう?です。ラストで零子の前に現れた霊についてはえー本宮なのかよーそこは母親だろと軽く舌打ちしてしまったよ。キャラをきっちり深掘りすれば絶対に面白くなると思う。

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