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風間教場 小学館文庫

長岡弘樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068528
ISBN 10 : 409406852X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン

    ★★★★★★☆☆☆☆2023年にドラマ化された教場シリーズ第4弾。脅威の洞察力で適性のない警察学校の生徒を次々と排除してきた風間公親。102期生を迎えるにあたり、新任の校長から課された指令は「一人も落伍者を出さないこと」だった…。これまでのアプローチと異なり、学生が胸の裡に抱える問題を独自の洞察力で掬い上げ、繋ぎとめていく。鬼教官・風間への畏怖が本シリーズの特色(醍醐味)だとすれば、風間目線で綴られる本作はそれを欠いた感が否めない。もし自分が校閲者なら、「オニヤンマは人の肩に留まりませんよ」と指摘します。

  • ehirano1

    風間教官のキレッキレの洞察は安定健在で、もはや心理学者のレベル、否、それ以上かもしれないと思いました。それよりもなによりも、優羽子は風間教官と夫婦になりなさいよ、というかなるしかないだろう、ね。

  • ハゲおやじ

    連ドラ化されると言うので読む。三作目から かなり時間が経過していたが、すんなりと世界観に入れた。風間の相変わらずの洞察力と個性的な生徒 そして 取り巻く環境の変化に、シリーズ初の長編と知らずに読み始めたが面白かった。片眼を失明した事で聴覚等が敏感になる事を 少しだけ強調していると思ったら 予想できない収束に驚いた。・・・今回も私らしく無い書き出しに挑戦したけど、もう無理。今回ので完結なのかなぁって思ったけど続くんだね。過去の正月特番?を観ていたので、風間=キムタクで変換しちゃった。不覚です。

  • dr2006

    風間の視点で描かれる本作、面白かった。いつも成程と膝を打ちたくなる指導法は自分も使えるなと感心する。教場は警官として適性に欠ける人間を振るいにかける目的がある。途中退学は、民間の退職とは違い成果である。そんな脱落者多発の教場だが、今回、校長から風間教官が約束させられたのは、「生徒が一人でも辞めたら風間自身も辞める」というもの。その約束がパワハラだよね?警察学校の生徒は立派な社会人である。法の立場から人権を尊重する立場の公人を育てる場で、生徒への厳しすぎる指導がある。その教官の葛藤がこのシリーズの面白さだ。

  • ナミのママ

    シリーズ4作目。短編が好きでないのでこれは楽しかった。1作目を読み、警察官も警察学校も不快に感じたがそれはあまり変わらない。それでも少し丸くなった風間教官に歳を感じたが、読み終えてみればなるほど、そういう理由だったのかと。文庫の帯にも最恐教官と書かれている主役がここから先、どう変わるのか気になる終わり方だった。

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