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ISBN 10 : 4860086163
Content Description
種々の病気で、口から食べられなくなったり、嚥下機能が落ちてきた人には、胃に小さな孔を開け、管を通しての人工栄養法をお医者さんはすすめます。この胃からの経管栄養法が「胃ろう」です。胃ろうをいったん造設すると、胃ろう栄養の中止は容易にできません。中止は、死に直結するからです。終末期のお年寄りたちが直面している、胃ろう問題の現実を、看取りの医師が問う。
目次 : 第1章 今、「胃ろう」の何が問題なのか(胃ろうをめぐる混乱/ 胃ろうはなぜ嫌われたのか? ほか)/ 第2章 病院はなぜ、胃ろうをすすめるのか?(胃ろうができる人、できない人/ 胃ろうは内視鏡で造られる ほか)/ 第3章 ハッピーな胃ろう、アンハッピーな胃ろう(食べられなくなること、それは人間の寿命?/ かつては胃ろうを造る側だった ほか)/ 第4章 胃ろう生活Q&A 質問の多いこと(胃ろう後の生活はどうなるか/ お医者さんはどんな場合に胃ろうをすすめますか? ほか)/ 第5章 「平穏死」から考える、胃ろうの功と罪(胃ろうを迷った時は、こう尋ねてみよう/ 「胃ろうのすすめ」をことわりたい時 ほか)
【著者紹介】
長尾和宏 : 1958年、香川県に生まれる。医師。医学博士。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。1984年、東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。1991年、市立芦屋病院内科医長。1995年、兵庫県尼崎市で開業。2006年より、在宅療養支援診療所となり、外来診療と24時間体制での在宅診療を続ける。日本尊厳死協会副理事長・関西支部長。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。日本内科学会認定医。日本在宅医学会専門医。関西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さと
読了日:2014/12/06
coco
読了日:2018/04/15
ichi
読了日:2014/09/18
ハル
読了日:2015/01/16
よしどん
読了日:2014/01/02
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