Product Details
ISBN 10 : 458522193X
Content Description
出版文化が花開いた江戸時代、さまざまな知識が書物によって伝播していく中で、人びとのなかに「学び」への熱が高まっていった。彼ら・彼女らはどのような知識を求め、どのような体系のなかで知を自家薬籠中のものとしていったのか。そして、それを担う書物はどのように読者の手に伝えられたのか。当時のベストセラーである啓蒙書や教養書、そして、版元・貸本屋の記録など、人びとの読書と学びの痕跡を残す諸資料の博捜により、日本近世における教養形成・書物流通の実情を描き出す。
目次 : 第1章 近世初頭の書物と読書瞥見/ 第2章 近世における出版と読書/ 第3章 近世庶民の学問とは何か/ 第4章 江戸初心者の勉学/ 第5章 日常生活の中の文事/ 第6章 江戸美人の読書/ 第7章 再説・浄瑠璃本の需要と供給/ 第8章 食事作法/ 第9章 貸本屋略史/ 第10章 名古屋の貸本屋大惣
【著者紹介】
長友千代治 : 昭和11年宮崎市生まれ。35年佐賀大学卒業、45年大阪市立大学大学院博士課程修了。大阪府立図書館司書、愛知県立大学・京都府立大学・佛教大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
きいち
読了日:2017/12/22
冬見
読了日:2018/10/03
momen
読了日:2024/05/26
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

