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正義・隠者 アルケミスト双書 タロットの美術史 5

鏡リュウジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422701653
ISBN 10 : 4422701657
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

15世紀のイタリアで誕生し、
現代の人々を魅了し続けるタロット。
多彩なイメージとともに、
その源流をたどる唯一無二のシリーズ。

〈第5巻:特別寄稿〉蒼井翔太

■著者・鏡リュウジより
タロット――この言葉にはどこか妖しく人を惹きつける響きがある。
現在の実証的な研究により、15世紀半ばのイタリアで
貴族の遊戯用カードとして生まれたことがはっきりした今もなお、
タロットが放つ魅力は翳りを見せない。
本シリーズは大アルカナと呼ばれる切札の源流をたどり、
その元型的な広がりを感じられる絵画作品にリンクを見出し、
読者をイメージの旅へと案内しようとするものである。
タロットが一葉一葉に引き離された頁でありながら、
1パックで1冊の本であるのと同じように、
本シリーズは、1冊1冊が1枚の札であるのだ。

■特徴
・大アルカナを2枚1冊で解説
・古代から現代までの多彩な図像を紹介
・コンパクトで瀟洒な造本
・ゲームや漫画他、創作のための資料としても
・〈特集1〉夢然堂「マルセイユ版タロットの世界」
・〈特集2〉千田歌秋「近現代絵画に見るタロット」

■シリーズ
*第1期(24年1月刊行)
〈1〉愚者・奇術師〈2〉女教皇・女帝〈3〉皇帝・教皇
*第2期(24年3月刊行予定)
〈4〉恋人・戦車〈5〉正義・隠者〈6〉運命の輪・力
*第3期(24年5月刊行予定)
〈7〉吊られた男・死神〈8〉節制・悪魔〈9〉塔・星
*第4期(24年7月刊行予定)
〈10〉月・太陽〈11〉審判・世界〈12〉小アルカナ

【著者紹介】
鏡リュウジ : 占星術研究家、翻訳家。1968年、京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、東京アストロロジー・スクール主幹。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    続いて第五巻です。 正義の女神と内的な平穏と静寂を得ることの難しさを暗示する老翁との対比でした。続いて第六巻へ。 https://sogensha2022.kir.jp/productlist/detail?id=4840

  • スリカータ

    隠者は個人的に好きなカード。愛用はウェイト版だが、古今東西のタロットに使われている絵画やデザインが紹介されているディープな解説書。蒼井翔太さんの特別寄稿が良かった。男性でタロットカードに親しむ人は珍しいけど、きっかけがあるのだ。

  • kamekichi29

    どのバージョンもほぼ一貫した構図、絵柄の正義のようなものもあれば、2種類(以上?)の意味を持つような絵柄の隠者があるのですね。隠者は時間とされていることもあるらしい。でも、どちらも大体老人の絵柄。隠者の持っている、ランプが間違って砂時計として扱われてそれから時間になったのでは、という解釈もあるらしい。面白いな。

  • marua

    「正義」はどの図版もだいたい似てるのだが、その中で「ソムニア・タロット」の写真でとらえた正義の像は出色。現物みたいー欲しいー。で、「隠者」の図版を通して見れば時間が透けて見えてくることに気づく。デューラーの「メランコリアT」、好きだなー。特別寄稿は蒼井翔太。納得。

  • kaz

    トリビア的な面白さはあるが、タロットそのものにあまり興味が無いので、気になるところのみ飛ばし読み。図書館の内容紹介は『15世紀のイタリアで誕生し、現代の人々を魅了し続けるタロット。「正義」「隠者」のカードの源流をたどり、その元型的な広がりを感じられる絵画作品にリンクを見出す』。

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