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災害列島の正体 ー地学で解き明かす日本列島の起源 扶桑社新車

鎌田浩毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594098568
ISBN 10 : 4594098568
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

"「列島」の正体を知り、「未来」の災害に備えよ!

日本列島は、11億年前に地球に存在していた超大陸「ロディニア」の端が起源である。地球上で大陸は集合と分裂を繰り返し、日本列島もそのたびに大陸に組み込まれたり移動したりして、ほぼ今の場所までやってきた。そして1500万年前くらいに、アジア大陸から分離して、今の形となったのはだいたい2万年ほど前だ。
東日本大震災や2024年初の能登半島地震を言うまでもなく、毎日どこかで地震が起きている。地震災害、火山噴火、水害など、日本ではどこに住んでも安全なところはない。

それは、アジア大陸からちぎれて出来た日本列島の成り立ちに由来している。

自然災害の原因は、たいてい地学で説明できるのだ。

日本列島はどのようにしてできたか。なぜ自然災害と切っても切れない関係にあるか。地学にからむ謎を解明しつつ、日本列島をベースに、地球全体を俯瞰して、地学の最新研究から相関と未来を予測。
もし富士山が爆発したら日本列島は真っ二つ裂ける・・・・・・など、ちまたで言われる災害予測について、科学的な知見から、京都大学名誉教授で地学の第一人者である鎌田浩毅先生がわかりやすく解説! 地学マニア必見の書!"""

【著者紹介】
鎌田浩毅 : 1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。理学博士。通産省(現・経済産業省)を経て1997年より京都大学大学院人間・環境学研究学科教授。京大の全学向けの講義「地球科学入門」は毎年数百人を集め、「京大人気No.1教授」としても名高い。2021年より京都大学名誉教授および京都大学経営管理大学院客員教授。専門は火山学、地球科学。科学をわかりやすく伝え地震、噴火、台風など自然災害の警鐘を鳴らす「科学の伝道師」として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    地球の歴史を「長尺の目」で見れば、破局噴火・巨大地震・巨大隕石の衝突・大陸移動・氷河期の到来などのイベントは避けられない。現代文明の発展は、気候の平穏期(間氷期)に生まれた「束の間の繁栄」にすぎないのかもしれない。いまは温暖化と異常気象が問題となっているが、それは氷河期が到来するまでの一時的な課題。南海トラフ巨大地震も富士山の噴火も近い将来(2030〜40年代)には必ず起こる。「長尺の目」で俯瞰しつつ、いま出来ることを積み重ねていくしかない。

  • 竜玄葉潤

    復習本、新規は無かったかな

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