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火山はすごい 日本列島の自然学

鎌田浩毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569622262
ISBN 10 : 4569622267
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2002
Japan

Content Description

噴火災害の基本的かつ実用的な知識をわかりやすく解説。日本の活火山を取り巻く状況を現場から報告し、人知を超えた火山の魅力と脅威に迫る、面白くて役に立つ自然学の入門書。興味深いエピソードも満載。

【著者紹介】
鎌田浩毅 : 1955年、東京都生まれ。1979年、東京大学理学部地質鉱物学科を卒業。通産省地質調査所主任研究官、米国地質調査所カスケード火山観測所客員研究員、神戸大学大学院自然科学研究科併任教授を経て、1997年より京都大学総合人間学部・大学院人間環境学研究科教授。理学博士。専攻は火山地質学・地球変動学。日本火山学会誌『火山』前編集長。日本地質学会論文賞受賞(1996年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    どう人的被害を防止するか。地震よりも予知しやすい火山。しかし必要とする知識と事例が不足している。日本は火山大国であり、更に住宅地から近い問題がある。…2002年の新書。その後、御嶽山、西之島の拡大、全国各地で噴火は続いている。富士山もいずれ必ず噴火する。その影響は想像以上に広範に長期化する。研究の継続と平時の準備が必要である。…人間の知力は自然を統制するに至ったかのような錯覚を覚える。確かに火山学も日進月歩しているが、ごく一部が解明されただけだ。…鎌田浩毅氏のあとがきに心打たれる。読者のために書かれた本。

  • ニッポニア

    火山を語る学者の生き生きとした文章がいい。悲劇も大いに伴う火山化学。以下メモ。風景、流れる火山岩、噴火、それだけを見ると火山は美しい、美とは何かを定義してくれる。好きは、結局今楽しんでいるに敵わない。地球が生きていることが直接実感できる場所。優れた学術書は、説明の鮮やかさを伴い、人々を魅了する。雲仙・普賢岳の噴火で有明海に岩雪崩が流れ、海水を押し出し巨大な津波を起こし対岸の肥後を襲った江戸時代の、島原大変肥後迷惑。

  • 月讀命

    火山学者による、火山好きの為の、火山の本。火山学の第一人者である京都大学教授の鎌田先生が、火山について、火山災害について、基礎的な事から実用的な知識に至るまで、解り易く解説して下さる本です。「阿蘇山の火山灰の話」「富士山の下に眠る古富士山の話」「有珠山と噴火予知の話」等、実例を挙げて解説して下さる入門書だ。我々の住む日本列島は火山で出来た様なものであり、日本にいる以上火山とは別れたくても別れられない。自然の驚異を肝に銘じながら、『もし、富士山が爆発したら、日本はどうなってしまうのか』 その辺が心配である。

  • mitei

    日本の有名な火山を紹介した本。わかりやすい表現を目指して書かれていたので非常にわかりやすかった。しかし私の住んでいる近畿地方が昔から栄えていたのも火山がなかったからかなぁ?

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

    火山に魅せられ第一人者となった著者が、阿蘇山・富士山・雲仙普賢岳・有珠山・三宅島の5つの火山を具体的な例をあげてわかりやすく解説。夏目漱石が大嵐の日にひどく苦労して阿蘇山に登った珍道中を描いた『二百十日』をはじめ、新田次郎の『怒る富士』など火山がでてくる著作もその都度紹介。あわせて読んでみたくなった。

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