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アニメ鑑賞が爆爆爆爆爆発的におもしろくなる演出の話 ワニブックスplus新書

鈴 (アニメ演出家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847067174
ISBN 10 : 4847067177
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
,  

Content Description

  読めば読むほど
アニメ観賞レベルが上がる!
   魔法の書

『HUNTER×HUNTER』(新)、『はじめの一歩』、
『しろくまカフェ』、『ポケットモンスター メガボルテージ』など。
20年以上にわたり、作画・演出を100本以上担当してきた著者だからわかった、
アニメをよりおもしろく観るための鑑賞法を紹介。

【目次より】
●「作画の手抜きがひどい!」は本当か?
●視聴者の感情をコントロールする方法
●最悪な状況の主人公が画面左側にいる理由
●原作とアニメで変えざるを得ない裏事情
●「注目されるキャラクター」は意図的につくられる
●上手な演出とは?
●アニメ演出事件簿 ?やりがいとつらいところ?
●上手と下手がわかるとアニメがよりおもしろくなる
など

制作現場の舞台裏&【ジャンル別】オススメの観方もたっぷり収録しました!


【本文より】
突然ですが、問題です。
超大型の巨人が突如あらわれ、人々の暮らす街を襲う――
その瞬間を、テレビアニメで恐怖を煽るのに最も効果的な見せ方はどれでしょうか。
※人々の居住する街には巨人対策用の高い壁が築かれているものとします

<1>いきなり超大型巨人の全体像を見せ、視聴者を圧倒させる
<2>壁の上に超大型巨人の指だけを見せ、その後巨人の影を捉えてから顔を映す
<3>超大型巨人の各パーツを個別に見せてから、全体像を映し出す

―――正解は<2>です!
   本書ではその理由を詳細に記載しております。

【本文の一部】
アニメにおいて画面に映るものは、すべてに意味があります。
何気ない風景のカットでも、実は主人公が心を整理したり、考えたりするためのつなぎの目的があったりします。
画面を揺らしながらキャラクターを遠くから映すことで、犯人が狙いを定めているような雰囲気を出すこともできます。
演出によって、なんでもないただの石ころを、あたかもすごく重要なアイテムのように見せることもできるのですね。
この本で紹介する演出意図″を素早く読み取ることができれば、いままでとはまた違ったよりおもしろいアニメの観方ができるはず。
それを隅々までお伝えしようというのが本書の目的です。
                                            ――「はじめに」より

【著者紹介】
鈴 : アニメ演出家・アニメーター。東京デザイナー学院アニメーション科卒業後、アニメの動画、原画制作を経て、演出・絵コンテをはじめる。現在はゲーム会社においてゲーム内アニメーションの監修を行うかたわら、フリーのアニメ演出家・アニメーターとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みかん。

    この方のイラスト·アニメ知識は本物です。

  • Teo

    近年多いアニメ制作現場の本。これまでは音響監督の話で、音響系は全然知らないので新鮮味があった。今回は演出の話。ただ、今回の内容はこれまでに万全と知っていたものばかりだった。自分が絵を描くからだろうか。そうだよね、そうするよねと言う内容が多い。だから一番「これは知らなかった」と言うのは「WORKING!!」の伊波さんのヘアピンが毎回変わってると言う点だった。

  • zingug

    アニメの感想書いてる人なら読んでおいて損は無い本。 演出はアニメを面白くするための影のスパイスのため、それを気にしすぎたら負けのような気もするが、鑑賞の際の新たな視点となるのも確か。 基本的に無意味なシーンは無いとのことなので、逆に何故こんな表現を入れたのかと考察してみるとか。 最後のジャンル別のお勧め鑑賞方法だけでも参考になる。

  • のじゃもじゃ

    読めば読む程アニメの作成には物凄い労力が使われていると感じる。計算しつくされて、見せたいものを見せてくれているという事なので、細かいことは考えず素直に楽しもうかなって思う。関係者の皆様本当にありがとう!いつも楽しませてもらっています。

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