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「連合赤軍は新選組だ!」(仮)そこにはすべてがあった

鈴木邦男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779119873
ISBN 10 : 4779119871
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan

Content Description

目次 : 第1章 全体像を知るために(中上健次は「あれは右翼の運動に見える」と言った/ 「初めて事件を語った」対談・植垣康博(赤軍派) ほか)/ 第2章 対談・連合赤軍兵士よ己を語れ(「あさま山荘へ立てこもったのは誤りだった」加藤倫教(革命左派)/ 「森恒夫の“自己の共産主義化”は信じてなかった」前澤虎義(革命左派) ほか)/ 第3章 「連合赤軍の作品」を語る(あえて『実録・連合赤軍』という題名にした若松孝二の心意気/ 若松孝二監督「映画は国家への反逆である」 ほか)/ 第4章 四〇年後に考える連合赤軍事件(座談会「“みんな”で行う革命は失敗する」金廣志・植垣康博/ 連合赤軍事件は「内ゲバ」や「殺人事件」と違うのか!)

【著者紹介】
鈴木邦男 : 1943年、福島県郡山市生まれ。早稲田大学時代から右翼・民族派運動に関わる。産経新聞社勤務を経て、1972年「一水会」を結成、代表に。1999年12月に一水会代表を辞し、顧問になる。以降、一貫して言論を武器として執筆、テレビ・ラジオ、講演活動に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 犬養三千代

    連合赤軍事件は幾冊も本がでて 語られているのに その他の内ゲバ事件はもんだいにならないのは何故だろう。それだけ衝撃的だったことは何となくわかるが。 その日、中学生だった私の夕飯はカレーライス❗翌日友人にかくにんすると半数くらいの家でカレーライスもしくはシチュー。 善から出発すると結論も善でなければと金廣志さんは言う。悪の思想も必要ではないのかと。内側だけの思想は暴走。現在の運動 原発などについても語っている。 主語が複数になると述語が暴走するとは森達也さん。マスク、ヘルメットで「我々がー」は信用できない、

  • sirokuma

    新右翼の鈴木邦男氏が、72年の連合赤軍事件について、当事者たちと徹底的に語り合い、考えてきた軌跡を追っている。テレビでしか見たことのなかった「あさま山荘事件」の背景がよくわかり、身近にも起こり得ることだなと感じた。

  • なまはげ

    右翼団体一水会の鈴木邦男氏が連合赤軍の当事者達と対談し取材も行って、「浅間山荘事件」を浮き彫りにします。国と国民を憂い考えに考え抜いた結果、行き着く場所は「左翼」も「右翼」も無い純粋な思想なのかも知れない。そして「連合赤軍」的な負の異物を排除する意識は現代にも受け継がれていると言う鈴木邦男氏の指摘には注意して行かなければならない。

  • 田中峰和

    著者は右翼団体一水会の創設者。前書き以外は全て再録。討論中の中上健次の「連合赤軍事件は右翼運動にみえる」発言が著者のターニングポイントになる。以来、連合赤軍元メンバーとの対談を繰り返し、歴史の検証をする。反権力志向の強い鈴木は、連合赤軍事件に傾倒し、当事者・作家たちの著書・小説、映画についても徹底取材。立松和平の「光の雨」が死刑囚坂口弘に自著「あさま山荘1972」の盗作と抗議され、構成を変えた後、映画化された経緯。映画は国家への反逆であるとする若松孝二監督を高く評価する著者のアナクロ感覚に昭和を感じた。

  • hiratax

    マスコミに何度も露出している人に限らず、現在は労働者として市井の人となった元兵士たちへインタビューしている。何度も出てくるエピソードで、連赤に絡んで逮捕された女性が、結婚し名前を変えて、過去の写真も記録もすべて処分し、子どもにも伝えていないという話。オーラルヒストリーとしても貴重では。

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