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あと10年で仕事消滅 Aiの時代を生き抜くために、いま私たちにできること 講談社+α新書

鈴木貴博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062729987
ISBN 10 : 4062729989
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan

Content Description

ロボットは性能が上がっても、その数がボトルネックになるために仕事消滅についての人類の本当の敵にはならない。この本の読者の年齢が最年少でも15歳程度だとすれば、大半の読者の一生は、汎用タイプの人型ロボットによって仕事が消滅する危機からは無関係に終わることになる。一方でAIは違う。人類を超える汎用的かつ世界最高レベルの頭脳開発されれば、それは数十分でデジタルコピーできる。だから本当に心配すべきは肉体労働の仕事ではなく、頭脳労働の仕事だ。仕事消滅は2030年代以降、主に頭脳労働者の職場で起きることになるのだ。

目次 : 第1章 仕事はいつ消滅するのか?/ 第2章 仕事はなぜ消滅するのか?/ 第3章 仕事消滅から生き延びることはできるのか?/ 第4章 仕事が消滅していく過程で何が起きるのか?/ 第5章 不幸な未来はどう回避できるのか?/ 第6章 未来はどうなるのか?

【著者紹介】
鈴木貴博 : 経営戦略コンサルタント。東京大学工学部卒。ボストンコンサルティンググループ等を経て2003年に独立。過去20年にわたり大手人材企業のコンサルティングプロジェクトに従事。人工知能がもたらす「仕事消滅」の問題と関わるようになる。経済評論家としてメディアなど多方面で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kentaro

    自動運転技術の発展により、人間は自ら車を運転すると言う技術が不要になる。長距離トラックの運転手やタクシーがロボットに切り替わる。 マイカーも自動運転により、駐車場問題もクリアできれば、シェアリングで稼いでもらうことも出来る。 典型的なのは工場のロボットだ。人間の作業の代替の機能は遠からず実現できる。 そうなったとき、人間よりロボットの方が安く導入し、維持できるとなると、同じ作業ができても高い人間には勝ち目がなくなる。そこでロボットに給料を払う形で国庫に治めるロボット給与の出番だ。

  • hk

    触覚が人類にとって最後の砦だという指摘は面白い。「聴覚情報や視覚情報は容易にデジタルデータ化できるため、Dラーニングによって聴覚・視覚認識能力でAIが人類を凌駕するのは時間の問題だ。翻って肌触りなどの触覚情報はDデータ化が困難であるため、Dラーニングが行いずらい。だから触覚(指・掌)に頼っている仕事は生き残れる」という論法だ。また「深層学習の発見でAI(頭)は長足の進歩を遂げたが、ロボット(体)は漸進的にしか発展していない。だから頭脳労働者は淘汰され、肉体労働者の雇用は当面安泰」という指摘もナルホドだ。

  • ビイーン

    本書は売りたいがために極端な内容に編集している。下心が見え見えだ。但し、ロボットよりAIの方が先に発達する事により、「頭のいい人の仕事」がAIに置き換わり「ブルーカラーの人の仕事」はまだ残るという発想は目から鱗だったかも。確かに私が関わる食品工場でのロボット導入は思うように進んでいない。逆に建築や設備の設計は条件を与えれば、AIが自動的にレイアウトする時代が意外と早く到来するかもしれない。

  • mazda

    AIとロボットが人間を超えるには、足、脳、腕、顏、指全てが人間を消えた時と言われており、この順番に難易度が高くなるそうです。ロボットとAIを比較するとAIの進化の方が早いため、研究者や芸術家など頭脳で勝負する仕事の方が先に淘汰されてしまい、マックやコンビニの店員を人間が奪い合う日が来るかもしれません。新しい技術が出て来た時に「あんなのはオモチャだよ」というのは、やがて淘汰される企業に共通の対応だそうです。みなさんの会社はどうでしょうか。

  • アイスマン

    【2025年】 ドライバー(タクシーと長距離運転)の仕事がなくなる。 但し、宅急便の配達員は荷物の受け渡しがある為に当面は残る。 【2030年〜2035年】 汎用AIが実用化される事が前提だが、多くの知的労働がAIに置き換わる。

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