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ロシア敗れたり

鈴木荘一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909447272
ISBN 10 : 490944727X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

吹けば飛ぶような小国がなぜ、世界最大のロシア陸軍を打破り、世界最強のロシア海軍を全滅させることができたのか!?

目次 : 第1章 恐ロ病が生んだ嫌ロ感情/ 第2章 義和団事変/ 第3章 満州を占領したロシア軍の脅威/ 第4章 開戦への道/ 第5章 日露戦争の緒戦/ 第6章 海軍が旅順占領を要請/ 第7章 旅順第一回総攻撃の失敗/ 第8章 旅順第二回総攻撃/ 第9章 旅順攻略/ 第10章 遼陽会戦/ 第11章 沙河会戦/ 第12章 奉天会戦/ 第13章 東郷平八郎の日本海海戦/ 終章 乃木希典の自刃

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    『坂の上の雲』と司馬遼太郎さんを否定し伊地知少将と乃木大将を評価しています。そんな見方もあるのかなあと思いながら読みました。

  • 九曜紋

    表面的には、軍事・軍記マニアの知識披瀝の書に見えるかもしれない。しかし著者の真意は司馬遼太郎の「坂の上の雲」によって不当に貶められた乃木希典の名誉回復と日露戦争の実相を明らかにすることにある。「司馬史観」という言葉があるように、司馬は国民作家として祀り挙げられ、それこそが真実であると信じている日本人はきっと多い(ちなみに私は坂の上の雲は未読)。本書によると後の第二次大戦まで続く陸軍と海軍の不和がこの時代に芽生えていたことがわかる。断っておくが本書は決して戦争賛美の書ではなく、むしろ反戦の書と読むべき一冊。

  • ミナ

    今のご時世だからロシア擁護本か?と最初思ったけどそうでもなかった。佐幕派だったもので倒幕派嫌いで明治なんてと思っていた私だけどここ近年倒幕派を見直していたのになぁと思った。ヨーロッパ、列強というキラキラしたように見えたものに目がくらみ、自分たちの良さが分からなくなった代償が大きすぎる。城郭建築ひとつとっても日本人の戦いに対する智略はすごいのに新しいものは良いものだ!と思い過ぎたのね。司馬史観の罪深さは他の本でも読んでいてわかっているつもりだったけど、本当に乃木大将に申し訳ない。素晴らしい方なのです。

  • TI

    面白く読めた。 しかしどうも作者は乃木将軍や伊地知などを評価しているようで司馬遼太郎が嫌いみたい。 司馬遼太郎の「坂の上の雲」ではこう書いてあったが事実はこうであるとかいちいち書いている。はっきり言って小説なんだから細かい事はどうでもいいと思うけどね。このチクチクしたディスリは不要だし読んでいても不快になるからやめればいいのに。 作者も関ケ原の島津の退き口の際に「釣りのぶせ」を使ったと書いているが「捨てがまり」でしょう。と書かれてしまうよ。

  • 「坂の上の雲」に対する違和感が全て払拭出来た。「坂の上の雲」で司馬遼太郎が嘘ばかりを書いて乃木将軍を徹底的に貶めた理由は一体何なのかは謎だが。

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