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ソーシャル・エンタプライズ論

鈴木良隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641164390
ISBN 10 : 4641164398
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan

Content Description

その時代や人びとに共通する課題のなかには営利手段では解決困難なことが多い。自立した事業として成り立たせるための新たな構想や方法は何か。困難を乗り越える事業のあり方に迫る。

目次 : 第1部 背景(企業と社会―社会とは何か、企業とは何か/ ソーシャル・エンタプライズの登場と背景)/ 第2部 課題、担い手、機会(現代のソーシャル・エンタプライズ/ 現代のソーシャル・アントルプルナー―ソーシャル・イノベーションの担い手として/ 新たな課題、新たな担い手/ ソーシャル・エンタプライズのフロンティア/ 明日への取り組み―復興から地域再生へ)/ 第3部 企業と社会のあいだ(現代企業の社会意識/ ソーシャル・アントルプルナーの源流―ロバート・オゥウェンとサン・シモン=ペレール/ 日本における企業の出現と社会/ 日本におけるソーシャル・アントルプルナーの出現―渋沢栄一/ 起業の思想、会社の方法―現代を渋沢に問う)

【著者紹介】
鈴木良隆 : 一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    企業と社会との関係を見直す企業論の中の新しい学問領域だという事です。ソーシャル・エンタープライズという用語は、ソーシャル・ビジネスを最初に使ったのはユヌスが起こしたグラミン銀行だそうですが、それよりも前からの概念だそうです。企業家と社会の基本的な関係を今見直すという事で日本でも根付きつつあるという事のようです。

  • taming_sfc

    2部はソーシャル・エンタープライズの話だとして、1部と3部は、社会的企業、社会起業家、新しい公共、などの問題に真っ正面から受け止めているとは、必ずしもいえないかもわからない。

  • カモメ

    ソーシャルビジネスというワードが昨今、よく聞くが、じゃあ、実際、どういった位置づけなのか、かなりの前提から体系立てている一冊。そもそも、会社だってソーシャルビジネスなのだ。でも、会社にも、解決する意味(ゲセルシャフト)と繋がる意味(ゲマインシャフト)がある。加えて、継続する意味もある。解決ができているのか、繋がっているのか、継続できるのか、が重要なファクターになるのだ。結局のところ、ソーシャルビジネスの定義って何なんでしょう?w市場規模や競争率、政府の占有率から定義づけられると良さそう。

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