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江戸の都市計画 ちくま学芸文庫

鈴木理生

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512383
ISBN 10 : 4480512381
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

東京の原形はどのようなものだったのか。日本列島における江戸・東京の位置から始め、河川や海などその「水辺」の役割の変遷を追う。解説 橋元貴

【著者紹介】
鈴木理生 : 1926‐2015年。東京生まれ。都市史研究家。地形学・考古学の視点から実証的に都市史をとらえ直し、都市の形成と変遷、流通、交通体系など多角的に論じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • HANA

    江戸という都市の成立を、主に水運の立場から明らかにした一冊。家康の江戸改造というとまず河川の改修が挙げられるし、埋め立てによって江戸は拡大していったという点から、江戸と水の関係の重要性は理解してた積りだけど、専門的に語られると理解が浅い事を痛感。収録されている本論も面白く、日本列島の形と水運からまず入り、次いで消えた前島だとか初期江戸がこの形になったのは上下水道に合わせたから、等のテーマが次々に出てくる。江戸の文化をテーマにした本は多いけど、その下にある地層みたいな部分に注目させられる一冊でした。

  • てつ

    1988年刊の本の文庫化。知ってるつもりだった徳川幕府成立前からの江戸の都市としての発達史。太田道灌の前に「江戸氏」という武士がいたことを始めて知る。

  • Go Extreme

    都市・社会の変化を忠実に反映して変化し続ける→原形にこだわる 時間と空間の隔たり→人間の発想にはあまり変わりなし アツ゚ミ族=アマベ族→塩と塩気の流通 東京4水系:江戸川・利根川・荒川・綾瀬川 自然堤防:中・大・凡曽根 人間社会と川の関係→一族が河流に沿って社会的分業 江戸氏:本拠地は平川の河口 近代都市江戸:意図的・継続的に海に向かって陸地拡大 日本のモノカルチャ・単一文化性:水運→鉄道→自動車 都市:不安定・流動的が常態 高い道路率→大江戸の人口120万 東京の一極集中←単一文化性ゆえ解決されず

  • 家の中のぱっぽ

    読むのに時間をかなり割いたが、古地理学や過去の自然環境復元の参考としては申し分なかった。読んだだけでは足りず、いくつかの項目をもう少し深掘りして学んでいくと面白いと思った。本書は古代から中世にかけての江戸、東京に造詣が深く、特に江戸時代はかなり奥が深い。個人的には古代の江戸、東京に興味があったので参考になった。

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