Product Details
ISBN 10 : 4121027639
Content Description
生物の進化は、自らが生き残り、遺伝子を次世代に継承するための「利己的」なメカニズムとして説明されることが多い。だとすれば、種を超えて観察される「利他的」な行動は、どのように理解すればよいのだろうか?本書は、植物学者と動物学者がタッグを組み、その謎の答えに迫る。カギとなるのは「共生」という戦略である。互いの強みを融合し、欠点を補い合いながら自然淘汰に打ち克った生物たちのドラマ。
目次 : 序にかえて 生物は利己的か、利他的か/ 第1章 生命の特徴とは?/ 第2章 ミトコンドリアと葉緑体を飼いならす―細胞内共生説/ 第3章 共生のルーツは「盗っ人」だった?―盗葉緑体と盗毒/ 第4章 依存しきって生きるには―口を持たない深海動物の暮らし/ 第5章 昆虫と植物の華麗な騙し合い―Win‐Win関係の裏側/ 第6章 大事な共生相手を攻撃する理由―植物と菌のコミュニケーション/ 第7章 「超生命体」としての私たち―ヒトと腸内細菌の共生から考える/ 終章 進化と「利他」―生命のドライビング・フォース
【著者紹介】
鈴木正彦 : 1948年神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科植物学専攻博士課程修了。理学博士。三菱化成総合研究所・植物工学研究所チームリーダー、青森県農林水産部理事、農林総合研究センター・グリーンバイオセンター所長、北海道大学教授を歴任
末光〓志 : 1948年大阪府生まれ。東京大学大学院理学系研究科動物学専攻博士課程修了。理学博士。埼玉大学教授を経て、同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けんとまん1007
読了日:2023/10/17
よっち
読了日:2023/08/15
ひめぴょん
読了日:2023/09/07
テツ
読了日:2024/01/18
紡ぎ猫
読了日:2023/09/22
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