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百人一首

鈴木日出男

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480025104
ISBN 10 : 4480025103
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1990
Japan

Customer Reviews

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百人一首の世界観を知るのに最適な本。1つ1...

投稿日:2019/01/13 (日)

百人一首の世界観を知るのに最適な本。1つ1つの作品が簡潔に解説されていて、予備知識があまりない人にとってもわかりやすいようになっています。初学者向けだと思います。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほうすう

    百人一首に関する本をいくつか併読しながら読んだが、この本の特徴としては文法・技法に関する説明が充実していたということ。また作者の略歴に関してもすっきりと簡素だがうまくまとまっていたと思う。

  • 蒼田 友

    一つの歌をかなり詳しく、文法から用法までまとめられている。分かりやすく助かりました。最近急に短歌や俳句に興味を持ち作ってみたいとは思うものの「一歩が踏み出せないんだ」と話すと珈琲屋さんが「これ良いよ」と貸してくださった。これは買いに行かねばならぬ。国語の授業で習った歌がたくさんあるのも馴染みやすい。 好きな歌。 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出ずる月の 影のさやけさ

  • sou

    口語訳や語句の意味だけでなく、当時の人々の価値観や注目すべき表現技法が丁寧にコンパクトに解説されていて読みやすかったです。

  • Shosei

    百人一首の正統的な入門書です。巻末の「表現技法について」が役立ちました。ほぼ年代順に並ぶ一首から百首の流れの中で表現技法も変遷している。なるほど。確かに最初の方の歌は漢文調で格調高いが堅苦しく、終わりになると前の方になかった自由な仮名調の表現が見られる気がします。また、自分は百人一首のことをずっと、定家が命を受けて編纂した勅撰和歌集のようなものと勝手に思っていましたが、実は定家の親類の山荘の襖に貼る色紙として選んだのだとか。襖の「絵柄=書字」がやがてかるた遊びとなり、現代まで伝わっているなんて痛快ですね。

  • okadaisuk8

     1句ずつ見開き2ページで意味や文法、筆者などを簡素に解説してくれる。古い順に並ぶので、風景や心情を素朴に歌った万葉集っぽい句から、歌合で披露された技巧的な句、最後は遠のいた貴族全盛時代を忍ぶ歌まで、作風のおおまかな変化を感じながら句を味わうことができる。「大江山 生野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立」を詠んだ時の小式部内侍のエピソード(若かったので、母・和泉式部が代作してきたんじゃないかと嫌みを言ってきたおっさんを、この句を即興で詠み撃退)が本当なら格好良すぎる。

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