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心を育てる

鈴木惠子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491054223
ISBN 10 : 4491054223
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本物」は色褪せない。どんな時代にも、子どもへの愛の尊さは変わらない。
故・有田和正氏が「日本一の授業」と評した授業者である著者が、現代のトップランナー 宇野弘恵氏と共に「教育」を語る。
本書の概要
「日本一の授業者」と評されるも、これまで書籍を執筆してこなかった鈴木惠子氏が、「 心を育てる」とは何かを初めて語る。さらに、それを受けて、現代のトップランナーであ る宇野弘恵氏が解説を論じる。教育者としての「不易」を追究した金字塔的な1冊。

本書からわかること
不易と流行
「本物」は色褪せない。いつの時代にも変わらない教育者としての眼差しを綴る。有田和 正氏が称賛した授業者が、その教師人生において貫いてきたこととは何か。

―――――――――――――――――――――――――
有田和正氏(『現代教育科学1994年3月号』明治図書出版より引用) 『五人の子どもが泣き出し、感動的な授業であった。公開の研究会の場面で泣くなんてめ ずらしい、初めは演技かと思うほどであった。参観の先生方の中にも涙ぐんでいる人がい た。どうしてこんな感動的な授業ができたのか?――――――わたしのいう「面白い」というの は、この鈴木先生の授業のような感動的なものも入っている。』
―――――――――――――――――――――――――

宇野恵子氏による解説
激変を迎える教育現場の目線から、変わらず大切にしていくべきことは何かを探る。鈴木 氏が言う「あたりまえ」のことをやり抜くことはできるのか。現代で奮闘する全教員に、 不易と流行を「つなぐ」。

こんな先生におすすめ
・教師として大事にすべきことは何かを探究している先生
・子どもとあたたかな関係を築きたいと願う先生

【著者紹介】
鈴木恵子 : 1954年、静岡県生まれ。静岡大学を卒業後、静岡県公立小学校の教員として36年間勤務。藤枝市立高洲南小学校在職中に、その授業について、元愛知教育大学教授、有田和正氏から「日本一の授業」と称され、教育雑誌等に取り上げられた。その学級づくり、授業づくりに魅せられたファンが今も全国にいる。平成25年3月、藤枝市立青島北小学校長を最後に退職

宇野弘恵 : 北海道公立小学校教諭。思想信条にとらわれず、今日的課題や現場に必要なことや教師人生を豊かにすることを学んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まり男

    すすめられた本。でもすばらしい本に出合えた!先生の指示を聞いてピシッとしているクラスは、一見、いいクラスに見えるけれど、担任の思ったとおりにしつけられた学級なのかもしれない。教師は教える、のではなく、『育てる』のが仕事なんだよなーと、強く共感した😆 問題が起こった時、「ごめんなさい」を互いに言い合わせ、終わりでは、何の問題解決にもなってない。本音を語らせ、心を動かして初めて、子どもたちは起きた問題を乗り越えていく。途中の学級通信を読むだけで泣けた🥲 こんな接し方をしてくれる教員ばかりだったらいいのになぁ

  • かるー

    第1章、冒頭の一文から圧倒的。 学校で子どもと関わる仕事をするってこういうことかと大きな気付きを与えてくれた。一流を垣間見た気がした。

  • 草食系教師

    鈴木先生の考え方、そこに宇野先生の解説が入ることですごく説得力が出る、素晴らしい本でした。若い頃に読んでたら、何かすごいなぁ、としか感じなかったんだろうけど、ある程度経験を積んだら、ここまでしっかりと教育観を具体的にもっているということがどれほど大切なのかが分かる。素晴らしい教育技術であるとか、ICTの活用ができるとか、いろいろ大切なんだけどその根っこがスカスカだとダメなんだ、結局何だかんだ人なんだってのは最近感じる。この本を通して、そんな思いも強くなった。何度も熟読したい、大切にしたい本である。

  • jotadanobu

    何度も読み込む中で、繰り返し日々の自分にしかできない経験が綴じ込まれていく。最初は借り物として落とし込んでいた鈴木先生の言葉も、いろんな経験、知識と繋がり合い、今の自分と目の前の子どもたちとの間にしか築かれ得ない「一貫性」ある空間を生み出している。毎回すごく悩むのだけど、悩まない。そんな言葉の上では矛盾していることも、なんとなく自分の中ではストンと包み込めている感覚がある。「一貫性」という土台があるからだろうか。読めば読むほど、「本当に大切なものって変わらないんだな」という想いが温かく湧き出してくる。

  • jotadanobu

    今回は素読。よって自分によって書き込まれていない部分が浮かび上がってくる感覚で読んでいった。子どもを信じて任せる裏には、確固たるその教師の信念と教育観がなければならない。どこまで本気で子どもと向き合えるか。当たり前のように書かれている鈴木先生の子どもとの向き合い方に凄まじさを感じる。当たり前のようにできるからこそ、ものすごい密度で子どもが感化され、自立していき、強烈な輝きをもって個性を発揮し出すのだろう。しかも、その個性は集団の中で調和しながらより一層際立つ。シンプルな主張を支えるものが奥深く、凄まじい。

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