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幸せな家族 そしてその頃はやった唄 中公文庫

鈴木悦夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122074187
ISBN 10 : 4122074185
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

保険会社のテレビCM“幸せな家族”のモデルに選ばれた中道家。しかし撮影開始直前、父親が変死。やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族に死が―謎めいた事件を追って最後の手紙に辿りついた時、読者はきっと戦慄する。刊行以来、無数の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ長篇。

【著者紹介】
鈴木悦夫 : 1944年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中より児童文学の創作活動を開始。69年、「祭りの日」で第二回日本児童文学者協会新人賞受賞。児童図書の編集者を経て、作詞・音楽番組の構成など多方面で活躍。83年、「鬼ヶ島通信」創刊に同人として参加(〜95年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほんた

    しあわせだったはずの家族が、次々と亡き者されていくというところがちょっと怖い。 怪しいなと思う人物もいるが、でもな、、、とも閑雅てしまう内容。真相を知ったときは驚きました。 https://hontablog.com/幸せな家族

  • のんちゃん

    写真家の中道氏とその家族は、保険会社のテレビCMの〈幸せな家族〉に選ばれ、撮影クルーが家にやってきた。しかし、その日から次々と家族が亡くなっていく。それもある唄の歌詞通りに。最後迄生き残っている小6の次男の語りで物語は進む。刊行は1989年。児童文学作家として名を馳せていた作者の伝説のジョブナイルミステリとの事。犯人は途中でわかるがその動機が不明なものもあり、それを知りたく、一日で一気読み。特に昔の作品という感じもせず、楽しめた。仁木悦子さんの作品を思い出した。やっぱり、少し、今昔の感はあるか。

  • おばおば

    ★★★☆☆本屋さんで「おすすめの本」でした。自分が選ばないような本も読んでみようと思って選びました。途中から少し飽きてしまう状態に陥ってしましました。犯人も途中からわかったせいかもです。歌に合わせたように進んでいく事件という内容でした。ジュブナイルミステリーという紹介の通り自分的にちょっと歳を取りすぎているせいか期待外れ感が残ってしまいました。

  • ちょろこ

    打ちのめされる一冊。タイトルもいいじゃない、表紙もいいじゃない。なのに…うわっ!本当に児童書なのか?と打ちのめされるこの読後感。このギャップがすごい。テレビCMのモデルに抜擢された5人家族。それは絵に描いたような幸せ家族のはずだったのに…一人また一人と家族が死んでしまうなんて。しかも歌の歌詞になぞらえたような死に方はミステリとして心掻き立てる展開。なんとなく直視したくないもの、それをまざまざと見せられたら嫌なもんだよな…そんなことを思う。これってかなりヤバいチッチッチ。忘れられないチッチッチ仲良し家族。

  • yukaring

    ジュブナイル・ミステリらしいがこんなの読んだらお子さまはトラウマ間違いなしの戦慄の物語。保険会社のCM《幸せな家族》に選ばれた中道家。絵に描いたような幸福な家族のはずだったのに…プロローグはいきなり家族が皆死んで1人ぼっちになった小学生6年生の次男・省一くんの衝撃の語りから始まる。一年をかけたCM撮影がスタートする直前、父親が謎の死を遂げてしまう。その後もまるで不気味な唄の歌詞に合わせたように次々に死んでいく家族達。これは見立て殺人なのか?何のために?最後の手紙で解き明かされる真相はかなり苦いものだった。

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