Product Details
ISBN 10 : 4409241281
Content Description
「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。本書はその実態に、戦後の保守運動史、現代フェミニズム理論、保守派の言説分析、保守団体へのフィールドワークという四つの視点から迫ってゆく。女性による保守運動に内在するアンビバレンスを明らかにし、ジェンダー論にも新たな視角をもたらす社会学研究の力作。
目次 : 保守運動の台頭とジェンダー/ 第1部 女性たちの保守運動を捉える視点(戦後日本社会における保守運動の系譜/ 右派女性に関する米国フェミニズム研究の展開)/ 第2部 保守運動と家族(日本遺族会における家族言説の変遷―“苦労する母親”像に着目して/ 「家族の価値」をめぐるポリティクス―保守系雑誌記事の分析から/ 女性たちの男女共同参画反対運動―愛媛県の事例から)/ 第3部 保守運動と女性の生/性(焦点化される「慰安婦」問題―「行動する保守」活動動画の内容分析/ 「慰安婦」問題を嗤えない女性たち―「行動する保守」運動における参加者の相互行為とジェンダー)/ 日本社会で生きる女性たちの保守運動―その困難と展望
【著者紹介】
鈴木彩加 : 1985年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科招へい研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ケディーボーイ
読了日:2022/07/12
おさむ
読了日:2021/01/30
カモメ
読了日:2021/03/20
miunac
読了日:2020/05/10
tomosun
読了日:2024/02/29
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

