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新しいコスモポリタニズムとは何か

鈴木弥香子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784771037649
ISBN 10 : 4771037647
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

我々はすでに他者と共に生きている。「いかに他者とよりよく共に生きるか」という問いにコスモポリタニズムを通して挑む。1990年代以降に再考されたコスモポリタニズム。それは単なる焼き直しではなく、様々な観点から批判的/反省的に再構成された、「新しい」ものだった。この理論を通して、よりよい共生を実現するための道を探る試み。

目次 : 序章 なぜ今、コスモポリタニズムなのか?/ 第1章「新しいコスモポリタニズム」とは何か/ 第2章 ベックのコスモポリタニズムとは何か/ 第3章 ベックのコスモポリタニズムの問題性―その批判的継承のために/ 第4章 コスモポリタンな連帯の条件/ 終章 反省的自己変容―よりよい共生のための規範

【著者紹介】
鈴木弥香子 : 慶應義塾大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。University of South Australia,Division of Education,Arts&Social Sciences 博士課程修了。社会学博士(慶應義塾大学)、PhD in Sociology(University of South Australia)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)、非常勤講師(慶應義塾大学、立教大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Bevel

    「自己を再帰的/反省的に問い直し、同一性/差異、内/外を行き来する不断の対話的営みのプロセスそのものが、普遍的に重要であると言える。そしてそうした再帰的な自己変容こそが、よりよい共生のための規範として考えられるのである。暗黙のうちに前提とされている「我々」を問い直すことで、批判的な自己変容を遂げることが必要なのである」。そして、その自己変容の起点として「文学」から人間を共通点を学ぶことが重要という感じ。新しさはまったく感じないけど、政治哲学以外のコスモポリタニズムの議論のサーベイしとして有益なのかなあと。

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