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沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか -日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する-Ks21みらい新書

鈴木崇弘

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904933206
ISBN 10 : 4904933206
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本が「失われた×年」といわれてはじめて、10年、20年、30年‥‥。
かつて国際社会で目覚ましい発展を遂げてきた日本は、今ではただ停滞の時を重ねるばかりである。
それは日本が、明治維新で得た近代化の成功体験から抜け出せず、「明治維新モデル」ともいうべきやり方にいつまでも固執しているからだ。
日本企業や教育機関の国際競争力がのきなみ低下していく中、沖縄県科学技術大学院大学(OIST)は、Nature Index2019年版「質の高い研究機関ランキング」において世界9位(日本1位)を獲得した。
数々の政策関係機関に携わり公共政策を研究してきた著者は、OISTに日本が進むべき方向性と新たな飛躍の可能性を見出す。
なぜOISTに優秀な人材が集まるのか、OISTの存在が日本にもたらす意味とは‥‥実際に客員研究員としてOISTに滞在した筆者が、その内実を詳しく解き明かす。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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    昔の東大は大学教授が高級官僚を兼務している。 明治22年以降から終戦間際まで、行政では東大も京大も多く、外交科は東大が一強、司法は東大と中央が強い、といった感じ。 2022にスバンテ・ペーボ教授がノーベル賞を受賞したことでOISTは注目される。有馬文部科学大臣の意向で「旧帝でできなかったことをOISTでやる」とされた。 最初5年間でばら撒いて、その後厳正に審査をする。尾身幸次が科学技術担当と沖縄・北方対策の両方の大臣を務めていたという偶然に起因する。現在は外部資金を20%まで上げろという圧力もある。

  • Kanetaka M. Maki

    OISTのことがとてもよくまとまっている

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