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鈴木大拙コロンビア大学セミナー講義 下

鈴木大拙

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892311659
ISBN 10 : 4892311650
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“西欧ゼン”の歴史的ランドマークとなったと評された、大拙の「コロンビア大学セミナー講義」(1952〜53年)の日本語初訳を堂々一般公刊。西欧社会への禅の紹介を目途とした講義内容には、大拙の心がけた細かな配慮が垣間見られる。

目次 : 講義5 『大乗起信論』の基本思想と禅思想(本覚と無明/ 心の真如・体とその相・用―エックハルトと禅師たちの場合/ 対象世界として顕現する一心の四相、生住異滅/ 覚りの四段階/ 無念と覚り ほか)/ 講義6 禅における本願―衆生心が一切衆生心に目覚める(覚り体験の特徴。対象に対するという思いがない、絶望がない、足跡を残さない、境界がない/ プラニダーナ、本願、は禅の宗教/ 禅のプラニダーナ、本願/ プラニダーナ、本願の詳述―四弘誓願とサマンタバドラの十願/ プラニダーナ、本願を可能にするものは人間の状況 ほか)

【著者紹介】
鈴木大拙 : 仏教学者・宗教学者。1870(明治3)年石川県金沢市に生まれる。本名は貞太郎。東京帝国大学在学中に鎌倉円覚寺の今北洪川、釈宗演について参禅し、大拙の道号を受ける。97年渡米。1909年帰国後は学習院講師・教授、東京帝国大学講師となる。11年アメリカ人ビアトリス・レーンと結婚。21(大正10)年四高以来の親友西田幾多郎のすすめで真宗大谷大学に転じ、学内に東方仏教徒協会を設立、英文雑誌『イースタン・ブッディスト』創刊して海外に仏教や禅思想を広める。36年世界宗教大会に日本代表として出席。英国・米国の諸大学で「禅と日本文化」を講演。戦後46(昭和20)年蔵書をもとに鎌倉に松ヶ岡文庫を設立。49年日本学士院会員となり、文化勲章を受章。90歳を越えてもなお同文庫で研究生活をおくり、66(昭和41)年95歳没

重松宗育 : 1943(昭和18)年静岡市生まれ。東京外国語大学卒業、京都大学大学院修士課程修了(英米文学修士)。静岡大学、関西医科大学教授を歴任。現在、静岡市臨済宗承元寺住職。欧米への禅の紹介に努める

常盤義伸 : 1925(大正14)年富山県高岡市生まれ。48年京都大学文学部卒業。73年花園大学教授、98年同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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