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ISBN 10 : 4480432698
Content Description
否定されているのに事実として何度もよみがえり、テキストにさえ載ってしまう心理学の学説の数々の迷信や誤信。それらがいかに生み出され、人がなぜだまされてしまうのか、心理学における驚きのねつ造の歴史。オオカミ少女アマラとカマラはいなかった?サブリミナル効果はでっち上げ?虹が3色にしか見えない民族が本当にいる?「論理的にものを考える」とはどういうことかがわかる。
目次 : 1章 オオカミ少女はいなかった―アマラとカマラの物語/ 2章 まぼろしのサブリミナル―マスメディアが作り出した神話/ 3章 3色の虹?―言語・文化相対仮説をめぐる問題/ 4章 バートのデータ捏造事件―そしてふたごをめぐるミステリー/ 5章 なぜ母親は赤ちゃんを左胸で抱くか―ソークの説をめぐる問題/ 6章 実験者が結果を作り出す?―クレヴァー・ハンスとニム・チンプスキー/ 7章 プラナリアの学習実験―記憶物質とマコーネルをめぐる事件/ 8章 ワトソンとアルバート坊や―恐怖条件づけとワトソンの育児書/ 9章 心理学の歴史は短いか―心理学のウサン臭さを消すために
【著者紹介】
鈴木光太郎 : 1954年宮城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、新潟大学人文学部教授。専門は実験心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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