Product Details
ISBN 10 : 4582767567
Content Description
蔦屋重三郎とはなにものか?本書はこの問いに、この人物が何のためにどんな出版物をつくって売ったか、をもって答える。するとすぐさま消し去られるのは、体制に批判的な先進的文化人といったイメージであり、見えてくるのは、吉原出自の宣伝巧者、堅い商売に専心し、出版を組み込んで遊ぶ戯作文芸の仕掛けを利用して、失敗知らずの本づくりをたくらむ商人の姿である。蔦重を知り、この時代の文化・文学の基底を知るに必読の名著を、コンパクトな新版で。
目次 : 1 吉原の本屋蔦屋重三郎/ 2 天明期狂歌・戯作壇の形成と狂歌師蔦唐丸/ 3 戯作と蔦屋重三郎/ 4 蔦重の戯作出版とその流通/ 5 狂歌界の動向と蔦屋重三郎/ 6 絵本と浮世絵/ 7 寛政改革とその後
【著者紹介】
鈴木俊幸 : 1956年、北海道生まれ。中央大学大学院博士課程満期退学。現在、中央大学文学部教授。専攻、書籍文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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がらくたどん
読了日:2025/02/09
Y2K☮
読了日:2017/06/23
Y2K☮
読了日:2023/07/15
Y2K☮
読了日:2025/04/09
ようはん
読了日:2025/01/01
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