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「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱狂したか Nhk出版新書

鈴木俊幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140887370
ISBN 10 : 4140887370
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

出版物でたどる蔦屋重三郎の足跡!

細見、黄表紙、洒落本、狂歌絵本‥‥。蔦屋重三郎は、いかに江戸最先端の流行を捉え、庶民から熱狂的な支持を得たのか。喜多川歌麿、山東京伝、大田南畝らとどのような本づくりを行ったのか。江戸文化・風俗に与えた影響とは。具体的な出版物を一つひとつ挙げながら、大河ドラマ「べらぼう」考証者で蔦重研究の第一人者である著者が、「蔦重版」の真髄を解説!

【著者紹介】
鈴木俊幸 : 1956年、北海道生まれ。中央大学文学部教授。専門は日本近世文学、書籍文化史。中央大学文学部国文学専攻卒業、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。2005年日本出版学会賞、2008年ゲスナー賞、2013年岩瀬弥助記念書物文化賞受賞、2019年『近世読者とそのゆくえ』(平凡社)でやまなし文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 左近

    江戸時代の出版プロデューサー、蔦屋重三郎が手掛けた仕事について、豊富な写真と共に紹介。今回の大河ドラマだけを見ていると、面白おかしい作品を送り出すことに執念を燃やしたように思われそうだが、実際には真面目な本も多く手掛けていたことがわかる。かつて日本古代史が専門だった身としては、重三郎本人が伊勢まで出向いて、本居宣長(『古事記伝』等の著者)と面会していたという事実に興味を惹かれる。日本では庶民の学問熱が高まったこの時代、ヨーロッパでは、ベートーベンが市民社会を対象に音楽活動を始めていたことを、ふと思い出す。

  • とり

    著者は中央大学文学部教授でNHK大河「べらぼう」の考証家のひとり。蔦屋重三郎が出版した85点を作品ごとに解説している。とても読みやすい。

  • Hanna

    いつか押さえておきたいと思っていた蔦屋重三郎について。丁寧にまとめられていて、分かりやすかったです。

  • みつひめ

    図書館本。大河べらぼうを見て、出てくる本に興味をもったので、考証担当の方の著書ということで読んでみた。ドラマではさらっとしか描かれていない、江戸の出版やそれぞれの書物の内容がわかって、もっと知りたくなった本も。べらぼうを見ている人にはオススメの一冊。

  • Go Extreme

    吉原の文化と商業活動: 吉原 本屋 文化的交流 出版業 戯作 狂歌 遊女 俳諧 商業活動 顧客 資金調達 文化発信 地本問屋 出版物と作品: 戯作 狂歌 黄表紙 草双紙 作品発展 文化的影響 「急戯花」 一目千本 風俗表現 作品の評価 文化的影響: 吉原の文化 文化遺産 商業と文化 文化的交流 創造的環境 俳諧 社会的背景 江戸文化 江戸時代の出版: 出版物多様化 庶民文化 出版戦略 流行発展 黄表紙 文化の商業化 祭りと儀式 吉原の役割: 商業中心 地域文化 役割の重要性 文化発展 信仰と文化

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