Books

財政危機と社会保障

鈴木亘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062880688
ISBN 10 : 4062880687
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
鈴木亘 ,  

Content Description

日本の財政危機はどのくらい深刻か、医療・介護は成長産業なのか、少子高齢化・人口減少の影響とは、待機児童問題はなぜ解決しないのか…。借金日本で安心して暮らすための、最近の社会保障制度の超入門書。

【著者紹介】
鈴木亘 : 1970年生まれ。上智大学経済学部卒業後、日本銀行入行。1998年に退職後、1999年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、2000年同後期課程単位取得退学(2001年、経済学博士号取得)。大阪大学社会経済研究所助手、(社)日本経済研究センター副主任研究員、東京学芸大学准教授などを経て、学習院大学経済学部教授。専門は社会保障論、医療経済学、福祉経済学。主な著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東京経済新報社、2009年、第9回・日経BP・BizTech図書賞)、『生活保護の経済分析』(東京大学出版会、2008年、第51回・日経・経済図書文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    この先生の理論や言いたいことは前からご本人のブログで読んでいました。この分野では結構リフレ派のエコノミストなどにとっては耳の痛いことを言っているので私はかなり評価をしています。将来のことを考えるとまずは本当に財政支出を絞って消費税をきちんととって財政再建をしないと大変です。本当に最後に言っている「身の丈に合った社会保障」が求められるのではないかと思われます。

  • えちぜんや よーた

    ミクロ経済学の基本的な原理原則を使って書いてるから、精神論と根性論以外では、ツッコミようがない。でも社会保障が専門の経済学者もたいへんやなぁ。こんな「ホントのこと」をずけずけと公言したら、おちおち病院にもかかれないし、こどもをうっかり保育園に預けることもできないのでは?ふだんの生活で、厚生労働省が管轄しているような分野は、どうしてはるのか、気になるところです。

  • きいろ

    読みやすくはない。知っておく必要があるから手に取ったのだけれど。読めば読むほど暗くなる。身の丈にあった社会保障ねー。

  • 清水勇

    皆問題と理解しても、何とかなると何も行動しない社会保障(年金、医療、保育、介護)の危機的状況を丁寧に説明。知らなかった事実は、@1400兆円の個人資産は上位所得者3割が8割を有し、A厚生年金で1000兆円あるべきが、大盤振る舞いと無駄遣いで150兆円しか残ってないこと、B1940年生まれは積立額に対して3090万円受け取り得、私の世代が±0、1985年生まれで2120万円支払い損は、大きな衝撃。私含めて高齢者は、生活を我慢し、医療を受けず、潔く死を迎える努力で、若い人にこれ以上の苦痛を与えない覚悟が必要。

  • ウラー

    現在の社会保障制度の分析には説得力があった。たとえば介護料金改定。政府はシルバー民主主義の圧力に負けて料金を引き下げたが、結果としてヘルパーが減って介護待機者が増えたという説明。自分で自分の首を絞めている。皮肉だが民主主義っぽくて好きだ。年金の説明もいい。これまでの大盤振る舞いのために年金受給者は得して当然だと思っていて、負担すべき現役世代も赤字国債で先送りできるのでそれほど問題にしていない。実際に負担する将来世代には選挙権がない。これは悲劇かな?それとも喜劇かな?僕には悲劇だ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト