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ISBN 10 : 412102740X
Content Description
問題「母とは二度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「ファファ」のように発音されていたことがわかる。では日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった?「行」を「コウ」と読んだり「ギョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか?和歌の字余りからわかる古代語の真実とは?千三百年に及ぶ音声の歴史を辿る。
目次 : 序章 万葉仮名が映す古代日本語音声―唐代音からの推定/ 第1章 奈良時代の音声を再建する―万葉びとの声を聞く/ 第2章 平安時代語の音色―聞いた通りに書いた時代/ 第3章 鎌倉時代ルネサンスと仮名遣い―藤原定家と古典文学/ 第4章 宣教師が記録した室町時代語―「じ」「ぢ」、「ず」「づ」の合流と開合の別/ 第5章 漢字の音読みと音の歴史―複数の読みと日本の漢字文化/ 第6章 近世の仮名遣いと古代音声再建―和歌の「字余り」から見えた古代音声
【著者紹介】
釘貫亨 : 1954年、和歌山県生まれ。1982年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年博士(文学)・名古屋大学。1982年、富山大学人文学部講師、1987年、同大学助教授、1993年名古屋大学文学部助教授、1997年同大学教授、2000年同大学大学院文学研究科教授。名古屋大学名誉教授。専攻、日本語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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六点
読了日:2023/03/31
へくとぱすかる
読了日:2023/02/25
ヒデキ
読了日:2023/03/14
yamatoshiuruhashi
読了日:2023/04/15
Toska
読了日:2025/04/22
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