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ISBN 10 : 4535525153
Content Description
「司法と福祉の連携」は誰のため?刑務所に出入所を繰り返す高齢者の状況はひとごとでしょうか?社会生活の中で特有のヴァルネラビリティ(傷つきやすさ)をもつ者が社会参加するには何が必要か。また、その参加を受け入れ、よりそうためにできることは何か。理論と実践の両面から考え、学際的な視点からの議論を試みる。
目次 : 序論 高齢出所者等の再犯防止から、社会参加へ/ 第1章 高齢出所者等の特性に応じたよりそいのあり方―本人の主体的な「社会参加」を支えるための施策とは?/ 第2章 出所後を見据えた刑務所における処遇―社会参加に向けたケアのありよう/ 第3章 高齢犯罪者・受刑者と刑法解釈学/ 第4章 社会教育の観点からみる高齢者への教育と指導―生涯学習の理論を手掛かりに/ 第5章 就労から承認へ―よりそいは何を目指すのか/ 第6章 高齢者に対する地域の福祉と再犯防止―社会福祉の拡大と限定をめぐって/ 第7章 社会参加の機会保障と再犯防止推進法の問題
【著者紹介】
金沢真理 : 大阪市立大学教授、専門は刑法・刑事政策
安田恵美 : 國學院大學法学部准教授、専門は刑事政策・犯罪学
〓橋康史 : 名古屋市立大学講師、社会福祉士・精神保健福祉士。専門は社会学・社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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