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ISBN 10 : 4947553375
Content Description
いま、東アジアが熱い!政治や経済のみならず社会保障や福祉国家研究の分野でも多くの人がいっせいに中国や韓国、台湾等東アジアに目を向け始めている。注目を浴びている当の韓国ではいま、1997年の経済危機後におこなわれた金大中政権下での福祉関連諸制度改革(生産的福祉)の評価をめぐって熱い論争が展開されている。本書は、韓国の錚々たる研究者10名による侃々諤々の議論17編を編者が論争風に編集したものである。本書はまた、韓国の社会保障や福祉国家研究が現在いかなる状況にあるかを知るための格好の書物でもある。
目次 : 第1編 韓国社会福祉政策の性格(「国民の政府」の社会政策―新自由主義の拡大?社会統合への転換?/ 「生産的福祉論」と韓国福祉国家の未来 ほか)/ 第2編 韓国福祉レジーム類型(福祉国家の類型に関する質的比較分析―介入主義、自由主義そして儒教主義福祉国家/ 経済危機以後の社会政策の変化―韓国と先進資本主義諸国との比較 ほか)/ 第3編 反論と論評そして争点(金大中政府における福祉政策の性格―新自由主義を超えたか?/ 「新自由主義論」の内容と評価―チョ・ヨンフンの立場を中心に ほか)/ 第4編 関連論文(民主主義の堅固化と福祉国家の発展―「文民政府」と「国民の政府」の比較/ 構造調整と社会福祉―開発国家福祉パラダイムの崩壊と金大中政府の課題 ほか)
【著者紹介】
金淵明 : 1961年生まれ。現職、韓国中央大学社会福祉学科教授。韓国中央大学大学院社会福祉学科修了。社会福祉学博士(1994年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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