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イタリア古寺巡礼 フィレンツェ→アッシジ

金沢百枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106022234
ISBN 10 : 4106022230
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フィレンツェでいちばん眺めのよい聖堂とは。ピサの斜塔はいつ傾いたのか。シエナはなぜ「聖母の町」なのか…。中世ヨーロッパの美術と歴史を案内する好評シリーズ2作目。イタリア中部3地方の教会を訪ねる。

【著者紹介】
金沢百枝 : 美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科准教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。1968年東京都生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞を受賞

小沢実 : 歴史家。立教大学文学部史学科准教授。西洋中世史を研究。1973年愛媛県生れ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nat

    美術編と歴史編の2本立ての解説がいい。中部イタリア、トスカナ・ウンブリア・マルケの盛期中世300年の聖堂をめぐり、あまり馴染みのないアンコーナも紹介されていて興味深い。特に珍しいのはマッサ・マリッティマ魔女の集会を描いた壁画。泉の壁画だが、塗りこめられて2000年に発見されるまでは知られていなかったそうだ。他にも中部イタリアの名物料理のコラムも良かった。どれも美味しそうだがフィレンツェの牛肉の黒胡椒煮込み「ペポーゾ」を食べてみたい。行けそうにない所が多いが、フィレンツェとピサ、アッシジ、シエナは行きたい。

  • ろべると

    2作目はイタリア中部を巡る。11〜13世紀を盛期中世と呼ぶのだそうだ(日本では鎌倉殿の時代)。フィレンツェにある1207年に完成した修道院聖堂からは、市街地の沢山の塔が見渡せたのだそうだ。当時は教皇派と皇帝派が競った時代。フィレンツェと宿敵シエナも両派に分かれて戦った。ルネサンス美術の本家本元の地ではあるが、中世のイタリアに思いを馳せるのも楽しい。聖堂の柱頭彫刻がかわいい。それにしても73ページの壁画はすごいな。暗黒の中世と言われるが、こうしたあっけらかんとしたところもあったんだろうな。

  • ナディル

    シリーズ2冊目、中部イタリア編。遅々とした歩みではありますが少しずつ構造や様式の地域的特徴や時代的変遷が身の裡に沈殿して整理されてきた気がします。アッシジのフランチェスコ聖堂がゴシックだということが構造的にようやく理解できました。ロマネスクは修道院隆盛時代の建築様式であることが今更のように腑に落ちました。最も印象深かったのは表紙写真、ウンブリアの空の下のフランチェスコ 聖堂でした。

  • micamidica

    中部イタリアの、ロマネスク〜ゴシックの聖堂めぐり。 シエナとフィレンツェの因縁などなど、断片的な知識を面にして、そして層にしていけていない自分を思い知ります。けれど積み上げていくしかないのだし、これからもイタリアに関することを知り、理解を深めていけたらと思います。

  • Wataru Hoshii

    イタリア古寺巡礼シリーズ第2弾。今回は中部イタリアをじっくりと。第1集に引き続き、魅力的な写真と味わい深い解説が詰まっている。僕がとくに惹かれたのはロメーナのロマネスク聖堂、オルチャ渓谷の天国的な田園風景、アンコーナの海辺の白い聖堂、ジェンガの要塞のような修道院。今回は地方料理コーナーもあり。個人的にイタリア熱再沸騰中。

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