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ISBN 10 : 4492558063
Content Description
立案された戦略が、本当に戦略になっているか(「選択と集中」がおこなわれているか)を問う質問である。戦略であれば、「選択と集中」の犠牲になる領域があるはずだ。元来、戦略は膨張しやすい。戦略策定の初期段階では、「選択と集中」を肝に銘じつつ、いろいろな議論がおこなわれる。その中で、ここも問題とか、ここも対応が必要、となる。結局、選択と集中どころか、戦略は予定調和、八方美人対応になってしまう。これを防ぐには、少人数による短期集中討議しかないように思う。
目次 : 第1章 戦略立案には本当に3カ月かかるのか/ 第2章 ウォールーム―少人数、短期間で実施/ 第3章 ビジョンの意外な戦略性を知る/ 第4章 人材獲得戦略を「南極探検」「建築家の素養」に学ぶ/ 第5章 ジャイキリへの挑戦/ 第6章 経営戦略としての人材を語ろう/ 第7章 DXはIT化の名称変更か、それとも戦略か?/ 第8章 戦略に「実行力」を注入する
【著者紹介】
金巻龍一 : GX代表取締役。元日本IBM常務執行役員。アクセンチュア、PwCコンサルティング、IBM戦略コンサルティンググループ、GCAなどにおいて、20年超にわたり戦略コンサルティング業務に従事。専門は、新規事業開発、B2B営業改革、グローバル戦略、ポストマージャーインテグレーション(PMI)、グローバル人材戦略。2002年にIBMによるPwCコンサルティング買収の際、PwCコンサルティング側統合リーダーを務め、当事者として経営統合を体験。その後、日本IBMにて、10年間にわたり「戦略コンサルティンググループ」を統括。2012年からは日本IBMにおけるグローバリゼーションサービス責任者を兼任。2013年IBM卒業後、内田洋行の特別顧問就任。ワークスタイルコンサルティングの立ち上げに従事。2014年GCA参画。「戦略・PMIサービス」事業の立ち上げに従事。2018年GCA退職後、新規事業開発の専門会社としてGXを設立し、現職。早稲田大学理工学部卒業、同大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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