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ISBN 10 : 4872627113
Content Description
欧米とは一線を画して、日本では写真集が、理想的な写真表現の形であり続けた。ある時は日蓮宗のお寺を守る住職、ある時は東京都写真美術館の学芸員だった。そんな著者が案内する、高度で独自な進化を遂げた日本の写真表現と写真集の世界。
目次 : 日本は写真集の国である/ 「もの」としての写真集/ 岡村昭彦の「写真」を再考する/ 可能性としての「ネガ」/ 「ベス単派」写真家と震災復興、地域再生/ ヴァナキュラー写真のような渡辺眸『1968年 新宿』/ ローカリズムによって切り開かれるデジタル時代の映像作品/ 日本写真の中の自主ギャラリー運動/ ウィリアム・クラインと日本の写真風土のありか/ 21世紀のフォトモンタージュ考 西野壮平、進藤環〔ほか〕
【著者紹介】
金子隆一 : 写真史家、写真集コレクター。東京都写真美術館専門調査員(2014年退職)。武蔵野美術大学、東京総合写真専門学校非常勤講師。各美術館で展覧会のキュレーションを多数手がけている
築地仁 : 1979年、金子隆一、島尾伸三らとCAMERA WORKSの活動を開始。1985年、第35回日本写真協会賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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