金子明雄(1960-)

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ディスク-ルの帝国 明治三〇年代の文化研究

金子明雄(1960-)

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784788507166
ISBN 10 : 4788507161
Format
：
Books
Publisher
：
新曜社
Release Date
：
April/2000
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
高橋修(日本近代文学), 高橋修 ,  

Content Description

「日本」「日本人」はどのように立ち上げられたか？近代国家「日本」を形成した明治３０年代の諸言説をとおして、「日本人」の認識地図を浮上させる。

目次 : １　“境界”のゆらぎ―溶解と切断（裸体画・裸体・日本人―明治期“裸体画論争”第一幕/ 病う身体―「血」と「精神」をめぐる比喩/ 与謝野鉄幹と“日本”のフロンティア　ほか）/ ２　“私”の行方―欲望と誘惑（もっと自分らしくおなりなさい―百貨店文化と女性/ “食”を“道楽”にする方法―明治３０年代消費生活の手引き/ 少年よ、「猿」から学べ―教育装置としての『少年世界』）/ ３　内包される“外部”―越境と漂流（表象される“日本”―雑誌『太陽』の「地理」欄１８９５‐１８９９/ 「テキサス」をめぐる言説圏―島崎藤村『破戒』と膨張論の系譜/ “立志小説”の行方―「殖民生活」という読書空間　ほか）

【著者紹介】
高橋修 : 共立女子短期大学。「若松賤子訳『小公子』のジェンダー―「家庭の天使」としての子ども」（共立女子大学『研究叢書』１９９９・２）、「『舞姫』から『ダディ』へ／『ダディ』から『舞姫』へ」（『日本文学』１９９９・４）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • あなた

    読了日：2009/07/06

    文学研究左翼集団による右翼への奇襲攻撃。これにより、日本文学研究畑は大荒れに荒れることとなる。

  • ナカムラ

    読了日：2024/01/25

    大日本帝国によるディスクール編成の布置をめぐる論考集。執筆者らの考察によれば、基本的に体制下の言論統制は常に行き当たりばったりで、その場しのぎを繰り返している。当然、場当たり的なものにすぎないので、ひとつの補修はまたひとつの不備を生む結果にしかなりえない。

  • Yuki

    読了日：2018/08/13

    金子氏の論考だけど、この手の作家の評価の変遷にまつわる話っておもしろいよね。

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