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ごんげん長屋つれづれ帖 八 初春の客 双葉文庫

金子成人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575671940
ISBN 10 : 4575671940
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

根津権現社にほど近い谷中三崎町の寺で、行き倒れの若い女が見つかった。女は激しい折檻を受けていたらしく、医師である白岩道円の屋敷に運び込まれたという。目明かしの作造から、女がうわ言で、娘のお琴への詫びの言葉を口にしていたとの話を聞いたお勝は、女に事情を質すべく、道円の屋敷に向かうのだが――。くすりと笑えてほろりと泣ける、これぞ人情物の決定版。時代劇の超大物脚本家が贈る、大人気シリーズ第八弾!

【著者紹介】
金子成人 : 1949年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、72年『おはよう』で脚本家デビュー。以来『太陽にほえろ!』『大都会』といった現代物から『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』『水戸黄門』といった時代物、大河ドラマ『義経』など、数々の人気作品を手がける。2014年「付添い屋・六平太」シリーズ(小学館文庫)にて小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タイ子

    シリーズ第8弾。江戸は根津権現社に近い長屋に住むお勝と子供たち。今作は慌ただしい年末年始にかけてのごんげん長屋のお話。お勝の幼馴染の沙月の道場に子供たちを連れてお泊りに行ったお勝。息子の幸助が剣術にハマったはいいが、お勝の別れた実の息子(極秘の存在)が稽古をつけてくれるという。これは焦る、マズイ。どうなるこの始末。そして、お琴の実の親の存在と迷い子になった理由が判明。切ないけど事実が判って良かった。そんな時、お栄という女性が失業して彷徨っていた。お勝のおかげで長屋に新住人。出会いと別れ、これぞ人生。

  • やま

    女手ひとつで三人の子供を育てるお勝の奮闘物語です。時は、文政二年(1819年)の冬。江戸は根津権現社の南側にある質舗「岩木屋」の番頭お勝39才は、根津権現社の近くの「ごんげん長屋」に住まいして、お琴13才、幸助11才、お妙8才の3人の子供たちを、女手ひとつで育てています。旗本屋敷に奉公に出た時に、当主の手が付いて生まれた我が子と引き離されたお勝は、八年前、神田の火事で根津に避難してきて身寄りをなくしたお琴を引き取り。その後、孤児になった幸助や山門の下に捨て置かれたお妙を引き取って育てています。

  • ケイプ

    シリーズの8作目。今作ではお琴の過去が明らかになり、そしてごんげん長屋に新しい住人も。どの話も心に染みる話で読後感もよく安心して読めました。

  • ごへいもち

    安定

  • ときわ

    特別にすごい事件が起こるわけではなく。でも住人にとっては何だかんだ色々あり。お勝さんは自分のところに飲み込んだり、誰かに伝えたりといつもながら調整役をやっている。お琴のことをずっと抱えてきたおひわさんは哀しいね。もしそのまま離れなかったとしてもお琴は今以上の境遇になれたかどうか・・・。元気なお栄ちゃんとのこれからが楽しみだ。

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