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世界金融危機

金子勝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000094405
ISBN 10 : 4000094408
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

サブプライム・ローンから雪崩をうった世界的な金融破綻。そこへ原油の高騰や食糧難が拍車をかける。大恐慌の再来かとも言われるこの状況を詳細に解説。今、何が起こっているのかを明らかにする。

【著者紹介】
金子勝 : 1952年生まれ。経済・財政学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学経済学部教授

アンドリュー・デウィット : 1959年カナダ生まれ。政治経済学者。立教大学経済学部教授。ブリティッシュ・コロンビア大学政治学博士。下関市立大学経済学部助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふみすむ

    2008年刊行。具体的な統計によって、サブプライム危機を発端とするグローバル同時不況のメカニズムの解明とその後の予測を試みている。筆者によれば、第一に、今回の金融危機の根源は「証券化」「影の銀行システム」であり、第二に、信用収縮と景気減速の悪循環のプロセスが金融危機を進行させ、第三に、地球温暖化に伴うエネルギー転換の波が金融危機を深刻化させたという(第一、第二はともかく、第三はあまり同意できなかった)。

  • ちー

    サブプライム危機から繋がる世界同時金融危機の説明の本、と捉えれば良いのか。低所得向けの住宅ローンのバブルがハジけた後、株価の下落。それがアメリカだけでなく世界にも影響し、様々な国に影響を及ぼし金融危機となる・・・新しい情報は少なかったが、詳細な情報で裏付けされた本書はサブプライム危機について知るには良いと思う。また、石油と食料の不足による危機についても提言している。直接的な影響について知りたい場合には池上彰や堤未果の本を推薦する。

  • simi

    薄い本のくせに世界ときた。1000年前は米国もなっかたし何時かはなくなるだろうけど、近い将来ではなさそうだ。日本の民主党のが先に消えそう。

  • メルセ・ひすい

    ものづくりを中国に超依存した、経済至上主義の中身のない大国の終焉。日本は周囲が海洋であり、台風様のおいでになる国でありこれからのこの二つの膨大な資源により二者の開発・研究により世界のトップに君臨できる。若人を育てよう! 国債依存は将来の孫子へのツケ。 断じて許せない。

  • samandabadra

    他の本の話になるが セーフティーネットの主張など 金子勝氏の議論には参考になるもの多し この本も、 予想通りになっているようにおもえる。 あまり実現ほしくはないものもあるが

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