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メガ・リスク時代の「日本再生」戦略 「分散革命ニューディール」という希望 筑摩選書

金子勝

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480017147
ISBN 10 : 4480017143
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

巨大リスクに直面する現代日本。いつ収束するのか見通せない新型コロナウイルスの世界的流行。記録的な豪雨による深刻な水害など地球規模の気候変動。情報通信分野の立ち遅れと情報セキュリティの不備―。衰退する一方の産業をどう立て直し、雇用創出をどう実現するか?私たちの暮らしを守るには何が必要か?世界的な潮流となっている再生可能エネルギーを軸とする、地域分散ネットワーク型の経済社会へと転換することで、「ガラパゴス・ニッポン」から脱却できると説く希望の書!

目次 : 序章 分散革命ニューディールを!(新しいリスクと分散革命/ 新型コロナ大恐慌/ 感染防止か経済化というジレンマ)/ 第1章 不可逆的な大転換(再生可能エネルギーの「常識」の非常識/ 世界の再生可能エネルギーの現在と未来/ 日本の再生可能エネルギーの現在/ 自然エネルギー先進国・デンマーク)/ 第2章 ガラパゴス化と希望のタネ(世界的なトレンドに逆行する日本/ 「ご当地エネルギー」で日本を変える)/ 第3章 来るべき社会へ(苦境にあえぐ日本経済/ エネルギー転換で経済・社会を変える)/ 第4章 いま、私たちにできること(周縁から「恐竜」を倒す/ 電力会社の筆頭株主運動/ 福島再生可能エネルギー100%を目指す「現代の自由民権運動」/ 私たちにできること)

【著者紹介】
飯田哲也 : 1959年山口県生まれ。京都大学大学院原子核工学修了。東京大学先端研博士課程満期退学。原子力産業従事後に「原子力ムラ」を脱出、北欧での研究を経て、2000年に認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)を設立。FIT法起草、市民ファンドやグリーン電力証書の構想と導入、ご当地電力立上げなど、自然エネルギー社会変革の第一人者。著書多数

金子勝 : 1952年東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆうきなかもと

    再エネや、電気自動車のことがわかるかと思って買って読んでみたが、これは革命の書だった。ご当地エネルギーに興味を持ったがオレの住む千葉県木更津市にはご当地エネルギーを手掛けてる事業所はないらしい。今や、再エネに何か関わることが極めて倫理的なことだと読んでみて思った。

  • 青雲空

    執筆時の見通しから経済は回復したが、日本のエネルギー政策は逆コースをまっしぐら。再生エネルギーに背を向け、世界的には縁辺技術である水素に拘泥し採算割れの原発に固執する。 本当に日本は終わったのではないか。

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