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米寿快談 俳句・短歌・いのち

金子兜太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894345140
ISBN 10 : 4894345145
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

戦後俳句界の巨星・金子兜太。短歌で思想を切り拓いてきた鶴見和子。米寿を前に初めて出会った二人が、定型詩の世界に自由闊達に遊び、語らう中で、いつしか生きることの色艶がにじみだす、円熟の対話。

【著者紹介】
金子兜太 : 1915年生。旧制水戸高校の先輩、出沢珊太郎の影響で作句を開始、竹下しづの女の『成層圏』に参加。中村草田男、加藤楸邨に学ぶ。東京帝大卒業後、日銀に入行するが応召し出征。トラック島で終戦を迎え、46年帰国。戦後第一句集『少年』で現代俳句協会賞受賞。62年に同人誌『海程』創刊、後に主宰。74年、日銀退職。83年、現代俳句協会会長(現在、名誉会長)。86年より朝日俳壇選者。88年紫綬褒章受章。97年NHK放送文化賞受賞。2003年日本芸術院賞受賞。05年チカダ賞(スウェーデン)受賞。日本芸術院会員。句集『蜿蜿』(三青社)『皆之』『両神』(日本詩歌文学館賞。以上、立風書房)『東国抄』(蛇笏賞。花神社)のほか、『金子兜太選集』四巻(筑摩書房)がある

鶴見和子 : 1918年生。上智大学名誉教授。専攻・比較社会学。66年プリンストン大学社会学博士号を取得。69年より上智大学外国語学部教授、同大学国際関係研究所員を務める(82‐84年、同所長)。95年南方熊楠賞受賞。99年度朝日賞受賞。十五歳より佐佐木信綱門下で短歌を学び、花柳徳太郎のもとで踊りを習う(二十歳で花柳徳和子を名取り)。1995年12月24日、自宅にて脳出血に倒れ、左片麻痺となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もりくに

    社会学者の鶴見和子さん(哲学者 鶴見俊輔さんの姉)は、脳出血で入院した夜から、社会学の研究のため中断していた佐佐木信綱さんから習った「短歌」が、次々と溢れ出した。その彼女が、俳人の黒田杏子さんとの交友から、俳句への興味を掻き立てられ、「俳句」と「短歌」の違いの教示を求めたところ、黒田さんが推薦したのが金子兜太さん。彼が鶴見さんのところを訪問して成ったのがこの本。対談を熱望した鶴見さんの思いが、言葉の端々に見られ、その思いを金子さんががっちり受け止める「熱い」対談。「命が短くなると燃えるのよ」と、鶴見さん。

  • 黒田杏子さんがプロデュースしたお二人の快談集。鶴見さんはあくまでも勇ましく金子さんはどこまでもお優しく。

  • okatake

    最後の最後に二人の縁が明らかにされましたが、このときが最初で最後の邂逅だったと思います。 ただ、その邂逅での語り合いは広く、深く、興味深い。 二人の生い立ちから二人の今に続いていることが会談を通じて、私たちにもお裾分けしてくれます。まさに、快談。

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